2013/09/09

美しき超人『マン・オブ・スティール』(うっすらネタバレ)


マン・オブ・スティール』をIMAXで観てきました。
 公開前にみていた予告編は、なかなか好感触でしたが、今回は家人の友人(パシリムは受け付けなかったらしい)推しで。

 非常におもしろかったです。「スーパーマンか?」というと話が荒れるのでさておき、おもしろかったので、おもしろい映画が好きな人は観に行きましょう。

 映像は基本美しいのですが、スーパーマンを演じるヘンリー・カヴィルの美形っぷりったらもうため息ものです。肉体美ももちろんすさまじいのですが、そのむきむきスーパーマッチョなのに、すっげぇ美形というのは素晴らしい。奇跡ですね。「マッチョなのに美形」すごいです。
 クリプトン星のコスチューム、乗り物など、造形が昆虫的で流麗な曲線で描かれていて、たいていの人がマッチョなのですが、人々の肉体美も美しいかなぁと。配色は地味め、鉄傾向なのに、耽美なことこのうえない。
 テキサス州でのシーンもステキです。クラーク・ケントの父親、まんまなキャスティングがもちろん十二分に仕事しています。少年時代の描写が多いのも良い。少年クラークがかわいいのなんのって。

 そして肝心の戦闘シーンは、見応えあって楽しいです。個人的には中盤の昼間のアメリカの田舎の戦闘シーンのほうが楽しいかなぁと。終盤のも良いですが画面がちょっとダークな感じなので。戦闘シーンは意外なキャラクタが大活躍で、かっこよいです。(ヒロインがそこまで美人じゃないかわりに?、なのでしょうか)

 ラッセル・クロウは最初しかでてこないのかしらもったいないわーと思っていたら。私は好感度ぶいぶいあがりました。ああいうアクションでドアとかあけるの、中二病なのかつぼります。

 スーパーマンの誕生について丁寧に真剣にリアルにつきつめた物語が展開していて、良いと思います。アクションSF映画として十二分。単独の映画として楽しめます。うまくまとまりすぎて、続編やれるの?とも思うくらいです。(次に続くよ~みたいな伏線ぽい雰囲気がない)

 映画を推した人の言葉からの引用ですが、「ドラゴンボールみたい」ですので、あの実写ドラゴンボールで泣いた脱力した厭世的になった方は、ぜひ観にいって欲しいです。ハリウッドは本気出せばちゃんとできるんですできたんです。

 スーパーマンと思えないほどかっこいいし、戦闘シーンはがっつんどっかんこれでもかこれでもかと徹底的。モヤモヤするという意見もあるようですが、それは映画の出来ではなくリアルにストーリーをつきつめた結果だと思うので、大丈夫です。(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のほうが全体の雰囲気は明るいです。)


 こちらは昔の。顔がくどい…と思ってしまう。今回のヘンリーさんは、動いているとくどさ半減してともかくイケメンです。目の保養じゃ。

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  1時間と決めたら意外と長くて左親指が痛くなる。よろしくない。