2014/10/28

らんまとかうる星とかミンキーモモとか

 スカパーの無料放送で、『らんま1/2』や、『うる星やつら』の第1回目を見た。両方ともなんとなく見覚えがあるのだけど。

 らんまは女の子らんまが記憶の中より可愛くてうるさくて、うる星は記憶のなかよりめちゃくちゃだった。
 林原めぐみは、むかしはうるさい女子キャラの代名詞のイメージだった。いちばんアニメを見ていたころよりあとにでてきたのでイメージが悪かったのだけど、それがエヴァンゲリオンの綾波レイという陰鬱なキャラクタで をやってると知ったときの衝撃は大きかった。


 うる星は、古いけど映像がよく動く、諸星あたるはよくしゃべる。ワンピースのエースも好きだけど、台詞もおもしろいので、あたるのほうがもっと好き。前半後半で二つの話が入っているので、展開が早い。後半にはメガネたちがでてきていてうれしい(エンドクレジットにキャラクタの名前はない)。友引高校の時計台からつるされるシーンが、すごいなと思ったら押井守の名前があった。

 世代的に、うる星やつらが大好きで、いまでも機会があれば延々見ていられると思う。無料放送とかはだいたい1話なので、つぎに見る機会があればまた1話かもしれない。スタジオぴえろのころより、ディーンになっていたころをよく見ていたと思う。
 らんまは漫画もアニメもあまりみていない。たまたま見ていない時期だけだったと思う。アニメでは高山みなみの女の子キャラが新鮮。らんまの父親をみて、あぁだからカンフーパンダをみても別にそんなに新鮮じゃなかったのかな、と思った。カンフーするパンダなんて鉄板ネタかもしれないけど。

 さてびっくりしたのが『魔法のプリンセス ミンキーモモ』。これはほとんどみたことがないのだけど、ずっと見たいと思っていて見られていない作品。
 見た回はサンタクロースの話。第41話『お願いサンタクロース』のはずだが、タイトルがなんだか違っていたような気がする…。

 サンタクロースなんていないよと主張する少年がいて、サンタクロースを手伝って少年にプレゼントを届けて…、と子供向けらしいかわいい話かな、と思いきや。
 大筋はそうなのだが、いろいろおかしい。細かくテンポよくおかしい。とてもテンポが良いし、楽しくて面白いけど、どこかシュール 。脚本読みたくなるおもしろさ。

 クリスマスイブだけにプレゼントを配ることになって苦労している、とか。サンタの分身?がいっぱいでてきたり。(時間を長くするか人を 増やすか、ではあるが)ミンキーモモは怪盗に変身して、「サンタクロースも泥棒も、こっそり家に入るのは同じでしょう」とか。プレゼントを届けにいったら、先客が、 どころか、これでもかこれでもかと他にもでてくるとか。畳みかけ重ねるような。


 見終わったあとの感覚は、明るいまどマギみたいな感じだった。まどマギが明るいミンキーモモであるのだが。

 びっくりしたのは、変身したミンキーモモの声だ!!

 変身する前のモモは、 小学校の1年生から4年生ぐらいのどこか。とても子供である。だが変身すると、18歳のお姉さん、大人らしいのだが、いや18歳そんなにいろっぽくないよ??、という大人なしゃべり方をするのだ。
 
 アニメは1982年。モモを演じる小山茉美さんは、当時は20代後半。それにしたって、いま20代後半の声優さんが、こんなに大人な話し方をできるかどうか。おそらく小山さんはもともと低音の響きがしっかりした人ではあると思うが、すごい。当時妙齢の男性ファンがついたのも無理ないなぁと思った。


 ところでアニマックスとキッズステーション。前者は同じ話の繰り返しが多くて種類が案外少ない。キッズステーションは、やってるアニメが全然キッズ向けじゃなくて、たまにはいるCMもしわとかしみとか。いっしょになって色々濃くしたらいいのに。Huluでもういちど夏目友人帳やってください…。


 

2014/10/14

映画『365日のシンプルライフ』観た

映画『365日のシンプルライフ』オフィシャル・サイト

 少々ネタばれありです。


 かなり唐突に思い立って観に行った。決めたのは上映時刻の30分前。50分前に迷って、結局30分前に ダッシュ。
 アップリンクは名前はずっと前から知っているけど、行ったことがなくて、文化村の前で30mぐらい道を間違える。
 暑いのに早歩きして、息を切らしながら、顔を真っ赤にしてチケット買った。でも予告は10分あったよ。


 物語は、たくさんのモノがあってうんざりだー!、と若い男性が、すべてを倉庫に預ける。部屋はからっぽになるし、着るものもない。「1日に1個だけもってきても良い」など4つのルールに従う。
 まずはじめに取り出したのはコート。
 さすがにフィンランドのヘルシンキなので、部屋の暖房はある。その近くで枯れ枝みたいに寝る。

 主演男性は監督本人。ほんわかとイケメン。弟くんもイケメン。二人ともよく笑う。

 フィンランドの部屋、インテリア、服装、街、郊外。もう何もかもシンプルで美しい。そりゃそういう風に映像がちゃんとできているせいだろうけど! マグカップだって椅子だってダイニングだって…。コートもかっこいいです。さすがっす。

 断捨離な話かなーと思ったら、もっとぼんやりしていた。ドキュメントに近いらしい。この映画を観たらシンプルに暮らせるようになるよ!、なんていう説教臭いことはいっさいなく。ただモノへの見方は変わる。

 ところで冷蔵庫。日本からはちょっと信じられない。いろいろ。冷蔵庫について驚きの数々。


 冷蔵庫も倉庫に預けている。自分たちで持って帰ってくる。ぐいぐい運んで設置したりするし。小さい冷蔵庫もがしがし運ぶし、粗大ゴミコンテナにぶちこむし。おーまいがっ。
 冷蔵庫はシンプル。日本の家庭用の冷蔵庫をみたら驚かれそう。

 さすがノキアの国。 スマホ(iPhone)とPCとWi-Fiは何はともあれ大事か な。監督はいま30歳。

 来日したときの写真をみるとぷっくりしているけど、映画のなかでは、兄弟そろってモデルか?、なややイケメン。友人さんたちは北欧の人っぽい。ファッションがベーシックだけど、おしゃれ。フィンランド名物赤ちゃんボックスもでてくる。郊外の自然の多いシーンがさりげなくて良い。いとこの男の子としゃべるシーン、なんだかおしゃれ。
 フィンランドがアイスホッケーでワールドチャンピオンになってヒャッホーー!、なシーンもあり。クリスマスは赤とゴールドがとてもとても洗練されて美しい。


 最近モノを捨てなきゃ、減らさなきゃとちょっとうなされているような状態が続いているがこの映画を観て、そればかりの話じゃないなと思った。
 ものすごくモノが少ない生活を、いつかするかもしれないが、いまはそうじゃない。でもモノは減らしたいし、減らさなければならない。それは、大切にしたいモノを大切にするため。モノが氾濫して大事なものも埋もれている。

 しかし映画の中の「モノが多すぎ」な描写、日本人が思う「モノが多すぎ」からするとかけ離れた少なさだった。そもそも部屋の面積が違うし。持っているモノも、デザインなどセンスがよいものが多いし。もともとそういうモノを選択して持っている人だったのだろう。「新のモノが多いとはこれだよ」と見せびらかしたくなる。




 

2014/10/12

烈車戦隊トッキュウジャー 第32駅『決意』感想

 あまりにもすばらしくて無限ループ状態。ゼット様ももうちょっとでてきたらもう五億点だけど、それはまだ先のお・た・の・し・み!、ってことだよね?

 5人は実は子供で戦うために大人になっていた…、というところ、やはりそうかというか、そうとしか思えない伏線だらけでしたので。だがしかし、それはせつないよ?!、と妄想脳みそが炸裂する。

 だってもし最後に子供にもどったら、明くんはぼっちですよ? 最後に子供になった5人を、明くんは見送るの…? 明くんを子供の5人が見送るの…? どちらにせよ5人の記憶はきっとリセットちゃらだよね。明くんは車掌さんたちと銀河の彼方へ旅立つの? いやきっと鉄道員になって駅員さんの制服きて日々見守るのね…! コスプレはうれしいけどさ。いやだーん、せつない。

 トッキュウジャー2よ!、の下り、このテンションにこのやりとりをぶっこむセンスは素晴らしい「あぁ、よくあるやつ…」「お前達はトッキュウジャーじゃなくなるんです!」お総菜ネタひっぱるし。こういうシリアスとギャグの混ぜ具合が脚本も演出も役者さんも素晴らしい塩梅。

 鏡にうつる、ちびっこたちと明くんだけ大人の並び。つらいわ!(そしてそのあとに扉に挟まれるキューティー明)
 説明のターンも、5人もいてよくキャラクターを被らず、うまいこと台詞を分散させつつ、キャラクターをたてることができるんだなぁとしみじみ。すごいなー

「大人のほうが闇に対して免疫がある」とは限らないですけどね現実は!(;;)

 ネロ男爵は陛下好きすぎて(自粛)でもダイニングセットブラザーズをもう一回推してくる(上にも下にも義理堅いタイプとみた)。ノア夫人とモルクおばちゃんのやりとりから察するに、グリッタちゃんが陛下のなかで消滅していないことは周知のこと。この人達大人だから腹黒くてややこしぃわあ。

 車掌さんたちのやりとりを聞く明くん。台詞ないのに美味しい。
 
カグラ「大人になったままじゃきっと、ママたちに気づいてもらえないよ!」ぶわっ(;;)完全に大人殺しのこの台詞。


明「あいつらが街へ帰るレールを守る。とっくに決めたことだ」ドヤ顔のあとにちょっと泣きそうな顔する明くん(;;)やだもーなにそれー泣くよ?

ミオ「ライト!、今度だけは先に行かないで!」きっぱりはっきりいいつつ(;;)あぁあああ

シャドー怪人「なんだ、さみしい出迎えだな」暖かいツッコミ。トッキュウジャーのポイントはこのあらゆる立場からのツッコミですね!

 戦いの場へ急ぐライト、なぜいきなり踏み切りよ〜、と思いきや、向こう側には少年時代のライト。
 駆け抜けて満面笑顔の二人のライトのハイタッチ。
 (;;)ここここここんなシーンどうやって考えたんですか! もう何が何だかわからないけどやたら泣ける。その先へ進むと戻れない感覚ってあるよねあるよね…。

トカッチ「大人だと思っていたのに」え?君がそれいう?(*´∀`*)ほんわか。

ころぶジュニアトカッチ…(;;)

ヒカリ「俺たち5人は、いつも一緒だ」
 笑顔になり歩むライトと、ちょっと見上げる明くん。こまかい芝居だなぁもう! 明くんだけ仲間はずれ〜じゃなくて、5人が5人だからこそ明くんはうれしいわけよ!、わけですよ! わかるかね小童ども!(だれ?)五連結ショットにも参加してるし(;;)

 巨大化後のテーブル兄ぃ強い。その兄貴を投げ飛ばすブラザーズの必殺技。
 チケットくん総裁に暴言後、「説明はぶきま〜す!」お忙しい。
 トッキュウジャーの列車への乗り込みも、シャドーラインの皆さんと同じなんすね。

 新ロボ出現に、シャドー怪人「なんだかかっこいいぞ」かっこいいけどお前たち言うな…! 「弟よ!」ほら、やられちゃったじゃんよ…。

 ハイパーレッシャテイオージャイアントフラッシュ(長い)。そして明くんのコックピットは物が多すぎ。捨てられない質ね? なかーま。

車掌「自分たちが何者であるかを知る。引き返せない一歩かと」未だに何ものであるかを分かってないクソ大人が通りますよっと…。

 本名を漢字表記で取り戻す5人。
 ひとりでキラキラ星を歌う陛下…!(;;)まさか陛下も実は子供で、さらわれてモルクおばちゃんにさらわれて育てられたとかだったら、犯罪だわもとい涙なしには語れない。


 明くんが名前をもらった回、私にはとても驚きだった。そのとき5人はまだ名前をとりもどしていない。敵から寝返った、死に場所を求めている者が、先にフルネームを得た。彼は居場所だけでなく名前も得たのだ。新しい名前、名前を授けること。生まれ変わること、新しい生を得ることの、古典的しかし高頻度ではない、象徴的表現だ。だから明くんには、全身全霊で彼ら5人の願いを果たす用意がある。彼らの願いが果たされるときこそが、目下の彼の死に場所というより、生きる意味。
 しかし。子供に戻れないかもしれないという危険を承知で、トッキュウジャーを続けることになった5人。「彼らの願い」はどういうふうに決着がつくのだろう。前向きだけど切ないラストに違いないとは思うと…妄想で泣けるわああああ(;;)

 選択をして、決断して前に進むこと。何者であるかを知ること。それらが成長であり大人になることである。「〜〜をしろ」ではなく。為すことを自分で選び、自分で行え、前へ進め。(耳が痛い)


 次回はまさかの空手回。流星くんがあまりにもすばらしいので1度くらいフーチャー回ないのかなーと思っていたら来ましたよ。視聴者の妄想なんてお見通し。ヒカリ「ライト、勝負しない?」そんなにエロい言い方で大丈夫か?

2014/10/07

『女王陛下の魔術師』読んでる

 ずっと前から気になっていた作品。結局買ってしまった……。

 舞台はロンドン、警官見習い君が妙な事件に居合わせ、配属先にいってみれば、スーパーナチュラル。ドクターフーの脚本も書かれたような人だそうで。いかにもそんな雰囲気。トーチウッドを見ているとあれこれイメージしやすいかも。

 イギリス人は大袈裟に驚かないし、台詞や描写は多いのに、説明は少ないのでとても楽しい。息もつかせぬ勢いであっという間のジェットコースター、ではなく、だれることはないのにふわふわと話が続くので読みやすい。テンション高すぎず、でも、次が気になるわくわく。

 魔術と現代技術の地味なせめぎ合いも楽しい。

 まだ途中だけど、ストーリーだけでなく、細かいエピソードが楽しい。招待されたときはうかつに飲んだり食べたりしてはいけません。


女王陛下の魔術師 (ハヤカワ文庫FT ロンドン警視庁特殊犯罪課 1)
ベン・アーロノヴィッチ
早川書房

2014/10/03

jwaveの夜の番組とミュージシャンの衰退

 jwaveの深夜の番組が、ラジペディアからハングアウトにリニューアルした。



ラジペディアはかつてのOH! MY RADIO(略してマイラジ)の後継番組で、時間帯は変われど、ミュージシャンが番組パーソナリティを勤めていた。我らがCHEMISTRYもやっていたことがある。マイラジは22時台が24時開始になり、それからラジペディアに変わったと思う。

 今回はじまったハングアウトは、23時半からなので、なかなか良いと思う。途中まででも、番組の雰囲気をつかむぐらいまでは聞くことができる。

 一番変わったのは、パーソナリティがミュージシャンではなくなったということだ。マイラジのときからずっと続いていたこれが変わるのは、驚きである。最後のラジペディアのtたちは、別に悪くはなかったと思うし、まだまだ余力がある、まだやれそうな、変わりそうな感じで、終わってしまった。

 そしてミュージシャンではなくなったということばかりではなく(音楽関係の人もいるけど)、どんと年齢が上がった。確かにレオちゃんはおばさんにはつらかったけど、でも。

 ハングアウトのトップバッターは、大宮エリー。1歳年下。すでにラジオの経験もあるし、やはり面白い。なんだかずるい。次の日の音楽プロデューサーという人は2歳下。あまり経験がないといいつつ、しゃべれる。

 なんだかずるい。確かに聞きやすいし聞いてしまうけど。クリエイターをもってくるという試みは悪くないけど。かつてシカオちゃんや堅ちゃんのマイラジで大爆笑していた人たちは、多分聞きやすい。なんだかずるい。狙い打ちされている気がする。

 音楽は未だに若い人をいまだにメインターゲットにしているようだけど、実際として、頭数がすごく少ないのだ。数としては、団塊ジュニアであるアラフォーは、お金も若い人よりは持っているし、子育てしている人が多いとはいえ、してない人が、数的に多い。

 多数派を狙うことは、ビジネスとしては悪くない。でもばっさりミュージシャンの起用をやめたのは、なんだか、むずむずする。もう少しパーソナリティの魅力がでてくる構成にできなかったのかなぁ、と思ってしまう。ラジペディアは番組の作り自体があまりおもしろく無かった。ただしマイラジが移動したあたりから、もう勢いは無くなっていたような気はする。やっぱり、本人がしゃべることができなければならない。ラジオなんだから、しゃべりは下手でも、おもしろいことがしゃべれないとだめだ。あるいは、他の魅力をだすか。

 じゃぁなんでいままでミュージシャンが、つたないしゃべりでは右に出るものなしのケミちゃんですら番組をやることができたか。それはやはり稼いでいたからだろう。

 いろんなところでミュージシャンの勢いが弱まっている。元気なのは、七割アイドルのEXILEだけ。それはそれで良いのだが、全部それになって、それに負けて良いんだろうか。良いのか本当に? それで良いの?

 ここで、若い音楽家を使い捨てにしない方法をここに記したい。

  • アルバムのリリースをもっと間隔をあけること。1年に1回とか頻度高すぎる。3,4年に1度で良い。
  • 最初から、オリジナルと、カバー曲を半々に混ぜていくこと。良い楽曲はそんなにひょいひょい作れないし、歌い続けるべき名曲はすでに日本にもたくさんある。
 短期間に若年層の熱狂だけをあてにして儲ける時代は、もう終わっている。育てつつ、既存の腕のあるミュージシャンをちゃんとフォローしつつ。レコード会社は、著作権で儲けるのではなく、音楽を守り育てて商売する方向に、一日でもはやく変化してほしい。じゃないとみんないなくなっちゃう。
 そもそも、音楽の命運を録音したものを売る「レコード」会社が担っているのが、そもそもおかしいのかもしれない。全然違うところから、舞台とか?、ミュージカルとか?、そっちのほうから新しいビジネスモデルは来るだろうか。だからってミュージシャンを2.5次元アイドルにはしたくないけど。


2014/09/25

9月に日光を旅する方法

 関東育ちの者どもは、「日光?、遠足の?」などと言いながら嘲笑するスポットだが、そんなことはお前らの狭い世界の常識であって、知ったこっちゃない。

  • 日光はいまかなりあれこれ大規模長期間の修理中である
  • 9月のちょっとオフシーズンである
  • 華厳の滝はかっこ良かった
  • レンタカーにするべきだった

特急きぬ

東武鉄道の浅草駅から、特急に乗る。たいていが下今市どまりで、そこから二駅二両編成に乗ったら、東武日光に着く。今回は中禅寺湖まで行くので、まるごと日光 東武フリーパス を買う。(現地でレンタカーを借りるべきだったという反省は後に)特急券は自動販売機で購入。全席座席指定。駅弁とタリーズを買って、きぬ111号に乗る。特急は車両は新しくないけど席がわりとゆったりしていて、靴を脱いで足を乗せられる台があってうれしい。

  • フリーパスは当日浅草駅の窓口で購入。現金のみ。いっしょに小さい冊子をもらえる。電車とバスの時刻表なので必携。

 この特急に乗るのは20年ぶりくらい。前のことは全然覚えていない。車窓の風景が、つまらなくてびっくりする(すいません)。真っ平らで、微妙な住宅が続く。やがて田んぼや畑が増える。巨大な送電線の姿が遠くまでよく見える。だいぶ日光に近づくと、じわじわと丘や山など緑が増えてくる。日本のたいていの風景は、海か山が見えているイメージが強いので、こののっぺらな風景には圧倒される。

神橋

下今市の駅では、すぐに二両編成がやってくる。乗り込んで二駅。いっきに山の中。東武日光の駅前からバスにのり、神橋で降りる。
 そこには文字通り神橋という橋がある。美しい緑と川を背景に、美しい赤い橋の写真が苦労せずに撮れる。橋を渡るにはちょっとお金がかかる。ケチったわけではないが、周囲から見るにとどめる。脇を通るバスから、小学生がデジカメ片手に橋の写真を撮ってる。遠足か修学旅行でこどもがデジカメ持ってるなんて!。時代は変わったものである。

輪王寺

世界遺産なんだねと今更言いつつ、よこっちょの参道から輪王寺を目指す。三仏堂は遠くからは、ホテルのように見えた。なぜなら大修理中ですっぽり覆われているからだ。(知らなかったし事前に調べなかった)
 修理中だが見学はできる。三仏は1体だけ、イレギュラーな場所と距離で見られる。多分いつもよりは近いが、蓮の台座のようなものからもおろされている。その他もろもろナントカ天とかたくさん何回もみる。
 修理中の現場も、垣間見ることもできる。建物はほとんど解体され、ぼろぼろの柱や、継がれた柱、諸々をのぞき見ることができる。ふだんは見られない場所だろう、大規模な現場で、少し興奮する。7階まで階段で上がることができる。息は切れる。現場全体を上から見られるし、外の景色も見ることができる。紅葉はまだほんのちょっぴり。
 裏手の護法天堂へ行くと、「あと10分ぐらいで火をつけたりするお祈りはじまりますよ〜」と呼び込みをやっていたので中へ入って座る。お坊さんが唱えながら印を結んだりなんだり。かっこいい。火をつけるとよりそれっぽい。他人様のお祈りに便乗して、しばし休憩したが、建物の中はずいぶんひんやりしていてからだが冷える。
 お茶休憩してバス亭へ西参道を歩く。

いろは坂

さて日光のシーズンは、新緑の5月〜8月と、紅葉の10月なので、9月はいったん小休止らしい。そうはいっても今回は、一泊二日のうち、二日目は飛び石連休の平日にした。だって行く前は9月がどれくらいオフシーズンなのかよく分からないからだ。
 行ってみたらやはり観光客は多いし車も多い。しかしぎゅうぎゅうというほどではなく、(東照宮のなかをのぞく)、渋滞というほどでもない。ほどよく埋まっている。

 今回宿は中禅寺湖にとった。一番の懸案事項は、日光駅前エリアから、中禅寺湖へ行くバスが、どれくらい混雑しているか?、ということだった。杯シーズンは、日光駅から東照宮へいくだけでも、ものすごく苦労するという。バスになかなか乗れないとか、バスで10分ぐらいのところが3,40分かかるとか。
 日光山内を少しみてから、バスは西参道から乗った(そこで後からきたポーターの男とコーチの女に先に乗られた。三日続けて犬の糞踏んづけてけんか別れすればよろしい)。座れなかったら降りようと思っていたが、なんとか座れた。そこから中禅寺湖までは、スムーズについた。渋滞はなかったわけである。

 ところで奥さん、いろは坂は、上りと下りで、全然違うところを通ること、ご存じでしたか…?。地図でみていても、第一と第二?、などと思っていた。現地へいってびっくりさ。
 のぼりのいろは坂は、さすがにバス旅行の小学生殺しの異名を持つだけある(ない)。バスは安全運転なので、ゆっくり重く進んでいく。乗用車はすいすい抜かしていく。道にはたくさんのタイヤのあと。深夜には何が繰り広げられているのか。振り回されるような揺れはないが、重い力がからだにかかる。車酔いする方なので、酔い止めのんで、前方を眺め続ける。ぎゅいーん、ぎゅいーんとカーブを曲がる。途中の明智平にはロープウェイがある。いろは坂ののぼりにしかないので、ここへ行きたいなら、上りのときに寄り道しなければならない。

華厳の滝 

いろは坂をでると、いきなり中禅寺湖、いきなり低温。薄着で「寒いー!」と悲鳴を上げる若人のカップルとかグループとかを横目にみつつ、いそいそウルトラスリムダウンを取り出しきこむ。そしてそのまま華厳の滝へ。中禅寺湖のバス停からすぐそこにある。すぐそこだけど、広大な駐車場などがあって、ちょいと歩く。
 華厳の滝を見るには、エレベータに乗るらしいと観光情報で見かけるが、それがどういう塩梅かぴんと来ない。滝に近づいて行くと、「どどどどどどど」と雄大な音がする。だが、ちょっとくぼんだところに滝はあるので、ちゃんとその姿を見ることはできない。
 そこでエレベータ。料金は550円。100メートル下まで降りて、少しトンネルを歩くと、滝の正面に設置された見物台へ。
 華厳の滝を見るには、それに乗らざるを得ないのだ。遠足や修学旅行できたら、何回かに分かれておりるんですかね。日光も中禅寺湖もわちゃわちゃする小学生の集団に巻き込まれ気味だったが。
 ようやく人生初めて、関東のガキ共がみんなが知っている、華厳の滝をみた。かっちょいい。天然低温ミストシャワーな場所でもあり、観光客はみんな震えている。

ホテル

宿は幸の湖ホテル。施設は古いが清潔で、食事は夕朝とても美味しかった。部屋で食べる。お膳が運ばれてきて、終わったら呼ぶので、のんびり食べられる。お酒は冷蔵庫の中から。夕食は湯葉たくさん。どれもほんわりおいしい。焼き魚が身がほんわりやわらかくて美味しい!。川魚だかららしい(魚の名前忘れた)。
 小規模だが、露天風呂が温泉。久しぶりに硫黄の匂いのするお湯がうれしい。人がいなくて物も少ない。つまみを買ってくるべきだったじぇ。自販機は普通の値段。風呂上がりはビールじゃなくてぽかりにした。
 

中禅寺湖

二日目の朝は、お天気がよかったせいもあり、無謀にも中禅寺湖にボートでこぎ出す。朝早くからボートででている人がけっこういるなぁと思ったら、みんな釣りの人だった。観光客はあひるちゃん1、2台。ボートに乗っているあいだに、男体山のてっぺんにかかっていた雲も晴れて、得した気分。日差しがでているあいだは良いが、ちょっと陰ると寒くなる。スリムダウンが良い仕事。そろそろ戻ろうとすると、観光船が来て行き手を阻んだり、急ぐと案外なかなか進まず(わしは見てるだけ…)、なんだかんだと一時間近く乗る。
 あわてて日光行きのバスへ走る。三〇分ほど待てば次がくるけど。

東照宮

さていよいよ東照宮。陽明門は工事中ですが良いですかと確認される(知らなかったし事前に調べなかった)。
 東照宮は人生二度目のはずだが、社員旅行できたせいか記憶があまりない。家人は初めて。
 猿をみて、すっぽり覆われた門をみて。右半分はだいぶきれいで、左半分はぼろぼろで。
 順路を間違えて、最初に鳴竜。鈴の音のような鳴き声をちゃんと聴く。
 唐門は白地にきんきら。正面からは入れなくて、横から靴をぬいであがるところがある。よく分からずに入っていき、拝殿にあがる。ここは殿様しか入れなかったんだぜ、そこは将軍だけが入れるばしょだぜ、いまも徳川家宗家が来て云々。説明を聞いて、本殿を通る。

眠り猫

眠り猫をとおり抜けたら、二百段の階段。いっきに二百段あるわけではないが、砂利だの少々歩いたあとなので、身体にこたえる。でもなんとか奥宮までいく。観光客に一番人気は、家康の墓より、ご神木の叶杉。行列ができる。うむ…。

ゆばうどん

東照宮の目の前、みたいなところに、『きしの』はある(Sちゃん元気〜?)。一日目のお茶休憩に続き、再び来る。今度はごはん。ホテルでも食べたけど、湯葉うまい。疲れ切ったからだにしみる。

二荒山神社

体力がほとんどないけどがんばっていく。いま思うと、なんだかわざわざ行かなくても良かったような気もするが、立派な杉がたくさんあるのでそれは見物。

大猷院(たいゆういん)

最後は、家光のお墓があるところ。よく考えたらなんで家康と家光のお墓参りをするんでい、いまさら突っ込みつつ。ぐっと人が減って雰囲気は良いが、ここも何かと工事中。すっぽり覆われている門があったり。階段の急なことはピカイチ。もう本当に倒れそう。
 拝殿のなかは、まったりぴーすふる。解説も足を崩してゆったり聞ける。帰り道、解説できいた「膝小僧」の神様を確認する。夜叉門はかっこいい。

世界遺産バス

ちょうどバスが着たのでもう乗ってしまう。イケメンヨーロッパ人のお兄ちゃん二人組がいる。彼ら途中で年配の人が乗ってきたとき、席をたつが、他の席に座ってしまい、他の人が座ってしまう。駅前のカフェに入りビバーク。特急券を買う。なんと行きとまったく同じ席。駅前でお土産探し。なんとなくカステラ買ったり。たまり漬けは美味い。

地元の高校生

東武日光から二駅鈍行。地元の高校生が、男子が、4人の席を2人で乗っていたり、騒いでいる。君たちその迷惑行為は…、地元が世界に名だたる観光地というのはどんな気分だろう。往復4時間3千円で夢の街東京に行けるけど、近くて遠いのだろうな彼らには。

特急きぬ

ビール飲んだら爆睡。目覚めたら歯痛が第一懸案事項に浮上…。

反省と感想

まぁまぁのお天気に恵まれ、人出もぼちぼち、ホテルも悪くなく、美味しいもの食べられた。でもずっと一泊の荷物を持ち歩いて観光していた。皆さんそんな荷物持ってる人がほとんどいない。たまにリュックの外国人でも、そんなに大きくない。みんな…みんな車で来たのですか? きっとそうですね…。
 なので次回行くときは、レンタカーを借りようと思った。しかし日光で一泊する、レンタカーを借りるほどではない人は、一泊の荷物をどこにおいているのだろう。
 そして肝心のものたちが修理中だったので、必然修理が終わったらまた行こう。次は5年後ぐらい。
 日光は観光地の代名詞にしては、見応えがあり、山奥にしては道が広い。しかしそもそも日光はすなわち輪王寺(輪王寺について | 日光山 輪王寺 公式ホームページ)なのだ。お寺にお墓だけど観光地なのだ。よく分かっていなかった。東照宮や大猷院はモダン。古い感じが薄かった。家康がお墓を作らなかったら、普通の古いお寺だったのだろうか。


追加

 輪王寺でも日光でも、お守りとかグッズ販売推しがすごい。とくに東照宮は、お話をしてくれるついでに、まるでミュージシャンがライブの最後にツアーグッズを紹介するがごとく、アイテムを紹介する。東照宮では、ポイントごとに、そこでしか売ってませんのお守りなどがあるので、色々工夫しているんだなぁと思った。どちらも修理代とかいろいろ稼がねばならぬのだと思われる。でも結局ひとつも買わなかった。家康や家光のお墓参りきてお守り買うのもなぁ、とかケチをつけちゃって。あとから眠り猫買えば良かったとか思ったり。輪王寺では買っても良かったかもしれない。次回はきっと。

2014/08/29

『きのう何食べた?』のレシピを作ってみた

きのう何食べた?(9) (モーニング KC)
よしなが ふみ
講談社 (2014-08-22)

 最新の第9巻。買った直後にお茶しながら読んで、晩ご飯のメニューにした。

 #65の、ラタトゥイユ、鮭のムニエル和風しょうがソース、シンプルグリーンサラダのドレッシング

 作ってみたらすごく美味しくて、翌々日には、#67の鶏手羽元のにんにく酢じょうゆ煮、水菜とたまねぎのサラダを作ったら、これもまた美味しい。

 しかもそんなに難しくない。ラタトゥイユははじめて味がついたし、いつのも鮭のムニエルがもっと美味しいし、ドレッシングもさりげなく美味しい。鶏手羽元をにんにくや酢で煮込むのは作っていたが、レシピがちょっと違ってそれだけで全然おいしさが違う。

 さすがシロさん。

 こんなに美味しいならはやく作ってみればよかった。

 前回か前々回の特典付きをもっていないのが惜しい。たしか材料別インデックスとかだったような。


大奥 11 (ジェッツコミックス)
よしながふみ
白泉社 (2014-08-28)

 そして発売されました大奥の第11巻。もうすごすぎてちゃんと読めないくらい。天はこの人にどれだけの才能を与えているんだろう。いやきっと、食べ物への執念のように、たゆまぬ研究観察実行の繰り返しだとは思いますが! にしたって、今回のはとくに「 ひぃい!!!」です。


2014/08/28

闇の皇帝ゼットが気になって仕方がない

 最近すっかり闇の皇帝陛下とかトッキュウジャーにはまっている。

 大口兼悟さんが出るというので見始めたのだが、いやもう、おもしろくて、どうした大丈夫か?くらいにはまってしまった。ゼットがでてくる回だけでも面白かったのに、6号がでてきて、中盤の山場に入って、もう後戻りはできない状態。

 闇の皇帝ゼットは、イケメンで一見フレンドリーだが、けやぶってドカーンなところをみると、けっこうな悪役らしい。(あれ子供には大丈夫なんですかねぇ?)闇の存在なのに、キラキラに憧れていて、どこか哀愁がある変人。どこまで悪をつらぬくか、いや実はトッキュウジャー7号か。どっちにころんでもうれしいです。

 そもそもシャドーラインというのが、子供向けの番組の悪役なので、「どんな悪いことをしている」のかは実はファジイ。しかし、悪役は悪役なのです。正義も悪もどこから来てどこへ行くのか謎は深い。

 ゼットを演じる大口兼悟さんは、ゼットとは裏腹に、女子力高い不眠症気味なイケメン俳優さん。ツイッターは、ケミちゃんたちにくらべたらずっとまめで、しかしやりすぎず、いい塩梅でやってくれていて、廃人としてはとてもうれしい。

『愛の唄を歌おう』でみた兼悟さん、さいしょに「あ、この人かっこいいんだ」と思ったのは、顔ではなく、全体の雰囲気だった。なぜか後ろ姿になった瞬間だったと思う。顔はそんなに見えないし、お化粧してるし、かっこよさは顔ではない。(ゼット様のアップが多いのは楽しいけど、全身もうつしてー。)長身で全身のバランスがなんとなくよくて、とても舞台になじんでいる。我らがミュージカルおよび舞台初心者の要っちのようにふわふわしていない。

 最近は過去の映像を漁って見られるものを探しているけど、昔はやっぱり若すぎて、ふつうのイケメン若手俳優なのだけど、現在に近づくほど、かっこいいなーとツボをおしてくる。クリップではなく映画などみたいのだけど、ちょいマイナーとかテレビドラマのやつとか、どうやってみたらよいのか思案中。

 時々情緒不安定気味になっているツイッターも面白いけど、でも、いままでのキャリアとか実際のお仕事を見る範囲では、そこまで自己評価さげなくても?、と思う。過剰評価も過小評価もなく、ご自身についても良いあんばいで。きっとたくさんの、声を上げぬファンがいる、増えてきている、と信じております。


pixiv徒然

 pixivをちょこちょこ見ている。最近のお目当ては「闇の皇帝ゼット」と「トッキュウジャー」。以前は『SHERLOCK』ばかり見ていたのだけど、ブックマークや評価がいっぱいついているものを一通り見てしまったら、慣れて飽きてしまった。

 S3の放送があっても、もうあんまりSHERLOCKネタがおもしろくない。本家が一番あーんなことやこーんなことをやっていて、ファンフィクの盛り上がる余地がないせいもある。ファンが色々妄想しても、本家を超えられないし、R18のネタはギャグ的なものはたまーに笑えるけど、だいたいはそもそも話として面白くない。「二人がいちゃいちゃしてして終わる」だけの話、プロと素人ではやはり違うのだろう。(プロの例でうかぶのはよしながふみさんぐらいだけど)
 S1など初期の頃に、傑作が出そろってしまって、新しいものが新しくないわけだ。人気がですぎるとこういうことになる。

 でも世の中には、SHERLOCKどころでなく、もっともっと人気がずっと続いている作品があるようだ。SHERLOCKよりも、余地が多く残っていることを望む。いや、ふつうはそうだ。

 pixivではいろんな絵のうまさに遭遇する。多分中学生ぐらいの若年層の絵で、うまくはないけど、いまから描き続けてこの人はきっと上達するんだろうなぁ、と思ったら、なぜかちょっとうれしくなった。

 上達するには、ともかく観ること描くことしかない。そして、ずっと描き続けるには、勉強や絵を描くこと以外の体験や経験も必要になる。

 夢と憧れと煩悩が渦巻いて凝縮する場所であり、うますぎる他人の作品をみて、現実や世界を知る厳しさもある。私はまるっきり観てるだけ〜〜なので見ているときは煩悩もとい幸せに生きている。

2014/07/17

おでかけマーティン


きっとこの日のステージドアじゃなくて表からの出待ち映像(Yさま神様!)


Martin 16/07 from Dat 2.5 on Vimeo.

2014/07/16

Scrivenerのテンプレートを探した

 Scrivener という読み方もスペルも覚えにくいソフトがあります。文章作成ツールです。話題にはなっていますが、紹介ばかりで詳細な説明をしているサイトにはまだたどり着いていません。

 便利そうなのですが、使い方がうまくわからない。いやそもそも、お前の頭がからっぽだからだよ嫌そもそもそんなツールがないと書けないような云々、と言われてしまいがちなジャパニーズですが、面白そうなツールがあったら使ってみたいという、本来の目的から離れることもこれあるある。

 ちょこちょこ使ってみてもどーもうまくいかない。テンプレートを探して見ました。「Scrivener template fantasy novel」など頭空っぽそうなキーワードで検索して、 The World-building Leviathan and a Scrivener template がでてきたので、ダウンロード。テンプレートの .scrivtemplate もファイルの .scriv もダウンロードできる親切。テンプレートはインポートして使います。

 これは Snowflake methodというのが元らしいです。


 で、The World-building Leviathan and a Scrivener template のほうですが、なかが非常に細かくてびっくりします。もちろん全部英語で、53のStepがあり、そのなかでも繰り返しがあります。

 最初はほげーとめんくらっておりましたが、なるほどガイドにはなりそうだなという気になってきました。(まだ気分だけ)

 それで調子にのって他のテンプレートも探して見ましたが、ミステリーとかショートショートとか色々。論文などを書くためのテンプレートももちろんあるみたいです。



2014/07/12

海街diary 6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)

 新刊情報をみかけて、本屋へすっ飛んで購入。鎌倉を舞台にした四姉妹の物語、なんて書くと逆に陳腐だが、毎回これでもかこれでもかと、感動にさらに感動を積み重ねてくる。

 今回なかでもはまってしまったのが、このなかの3話目の「地図にない場所」。ははーんと鼻で笑われそうだが、やはりこういう話があるからこその少女漫画、少女漫画家だと思うのですよ。



 以下ネタばれあり!


2014/07/07

BLノーサンキューは腐女子じゃないという話徒然

 ツイッターで「BL嫌いという腐女子ってなんなの? けんか売ってるの?」というツイートを見掛けた。
 はぁやっぱりそうなのか。

 私は腐女子ぽいのだけど、いわゆるBLのマンガや小説はまったくそそられない。まず絵が全般的に苦手で、そこから先に入っていけない。世代的な問題もあるだろうが、あごがとんがって目がはみ出そうに長くて前髪とかぴんぴんさらさら〜はうけつけないのだ。

 そもそも世代的には「腐女子」という言葉ができるはるか以前に、そういうものを見掛けてはいたのだが、昔だったので、それらしい描写があれどそれっぽい雰囲気なだけのものしか見ることはなかった。

 ブロマンス好き、というのがわり正しいけど、さほどアンテナの感度は良くないので、それもちょっと名乗るには気が引ける。

 ところでBLというのは常にR18な描写を含んでいるんだろうか? そういう描写のないBLは、ただの少年愛もの? 同性愛の小説になるんだろうか?
 しかし同性愛の小説となると、偏見や差別などが関連してくるならば自ずから話はヘビーになって、そういう側面としてのおもしろさがないと成り立たない。恋愛エンタメとなると、そもそも男女の恋愛マンガがいわんや恋愛小説もほとんど読んだことがないのに、興味をもつわけがない。

「なぜブロマンス的なことを描くか」の問いに対し、誰か作家さんが「恋愛とは違って、つきあうとか結婚するというゴールがないからだ」と答えているのをツイッターでみかけた。興味深い回答である。異性同性問わず恋愛関係なら、永遠でないとしてもとりあえずの区切りが発生する。しかしブロマンス的な人間関係はそういうものが要らない。劇的な出会いや、同じ目的があっても方法論が違うが故の袂を分かつようなことはあっても、その別れはまた美味しいネタになってしまうことは確かである。

 ブロマンスはたいてい同性どうしのことを描くが、私は男女でも関係が密であるのに恋愛感情はない、というような関係性が好きである。めったに見掛けないけれど。

 閑話休題。

 BLと腐女子の話だった。わたしは腐女子ではないらしい。だが界隈の外にいる人からすれば、腐女子に見えるだろう。だからなんだっていうかというと、こういうどっちつかずの人は、どちらにも精通できず、結局は大しておもしろみのない人間になる。ボーダー上でコウモリごっこをしながら、どうしたら面白いことが言えるのかなーと、時々夢を見る。

2014/07/03

トッキュウジャーをドラマとしてオススメする6つの理由


公式サイト
 東映のほうは、次回予告やメイキングなどがある。
 テレビ朝日のほうの「シャドー」のコーナーは、過去のシャドー怪人が全部紹介されている。美麗! お気に入りはランプシャドーさんです。

超新星フラッシュマン』1986年から30年弱の時を超えて再び戦隊ものに戻ってきたのは、「闇の皇帝ゼット」様を演じる大口兼悟さんのおかげ。ミュージカル『愛の唄を歌おう』で存在を知ったのですが、舞台映えする雰囲気はもちろん、愛唄の番宣番組や、ツイッターで垣間見せる、ネガティブスイーツ気質(イケメンなのに弱気)が気になって気になっていました。しかし見始めたのは、登場された2回目、2014/5/11第12駅『虹の定期券』からという大失態…悔やんでも悔やみきれませんが、いまはもう毎週録画なので大丈夫!

 ともかく、けんごさん演じるゼット様がまんまイケメン仕様でうれしい限りなのですが、そればかりかドラマが自体が何だかやたらおもしろい。6/22 第17駅『雨上がりの空に』、6/29第18駅『君の名を呼べば』の、トッキュウ6号がでてくる話が決定打となりました。


 トッキュウジャー、みんな見ようぜ。


 当然本当の子供達向けの特撮ドラマなのですが、なぜこんなにおもしろいのかと最近の普通のドラマと比較して考えてみました。

1.カメラワークが良い
 最近の面白くないドラマは、カメラアングルや動きがワンパターンで種類が少ないです。馬鹿の一つ覚えみたいに、ながながとたいして演技をしていない、たいしたことないわかりやすい演技をさせられている役者の顔を、真正面からぼんやりと映します。
 比べて、トッキュウジャーは、勿論視聴者向け顔のアップもあるけれど、全身がうつるショットや、例えば二人が話していても、いろんなアングルからの映像になります。アクションシーンではそれがもっとかっこいいです。トッキュウジャーたちと名前のある悪役とのアクションはスピード感があって見応えあります。

2.カット数が多い
 最近のつまらないドラマは、登場人物たちがたいして動きもせず(そしてカメラも工夫をせず)、たらたらと向かい合ってしゃべっているだけのシーンが、延々と続いたりします。視聴者をなめてる馬鹿にしてる。
 トッキュウジャーは、カット数が多いです。5/25第14駅『迷刑事、名探偵』は、トッキュウジャーたちが一人ヒカリをのぞいていきなり捕まってしまいます。(年間のストーリーからははずれる回)牢屋に放り込まれ、わちゃわちゃどうしようとうろたえるあいだに、囚人服きたり、カツ丼でてきたり。そしてヒカリは彼らの無実を証明するために、太陽に吠えろだホームズだになりきりつつ事件を捜査する。(これは大人だって年寄りじゃないとわからないだろwネタに感動さえ覚えた。)そこらへんがこまかくそれっぽい描写が続いて、テンポ感やちょっとした手間の積み重ねがうれしいほどでした…。
 その他子供時代の回想シーンも良く入るのですが(メンバーは幼なじみという設定らしい)、そこの作りも丁寧だし、子役も演技うますぎておかしいです。

3.テンポが良い
 特撮ものなので、ある程度やらなければならないシーン(戦闘、どかーん、変身、巨大ロボ)がありますが、昔に比べるとずいぶん自由度高いです。話によってはいきなり巨大ロボ対決から始まったり、戦闘シーンが出てくるタイミングもイレギュラーなことがあります。そのある意味タスク的なシーン以外の限られた時間のなかで、その回の話や、年間を通じたストーリーをやるわけですから、ものすごいさくさく進みます。
 最近のパッとしないドラマは、とにかくテンポ感が悪いものが多いです。視聴率が悪いものは、間違いなく脚本がだらだらしてます。面白いマンガも台無しにできるプロデューサーや脚本家や演出家がテレビ業界には居ます。逆に、話を前へ前へつめて進めれば、案外さほどそうでもない脚本でも、見られるようになります。刑事物が多いのはそれ故かと思います。
 トッキュウジャーは、実際に時間がタイトで、かつ、ぐいぐいと話を進めるので面白いです。

4.役者さんたちがもう普通にかわいい
 昔は特撮の俳優さんというと、戦隊のメインのキャストはいかにもそういう感じの人たちでしたが、仮面ライダーもそうですが、いまではすっかり普通のイケメン、かわいい人たちです。ヒカリ演じる志尊淳(しそん じゅん、すごい名前だなー)くんはやはりメインで、テレビ朝日のクイズ番組など露出が多いですが、他の人たちも普通にかわいいです。トカッチくんが気になっているのですが、それはきっとメガネにられキャラなせいですね…。次回はフーチャーされる回のようで楽しみ。

5.デザインが良い
 トッキュウジャーたちより悪の組織 シャドーラインのほうが、圧倒的にデザインが美しいです。仮面ライダーでいうショッカーにあたるクローズさんたちだって、ひらひらに帽子被っているんですよ。シャドー怪人さんたちはもうどうしたの??ってくらいデコラティブで流麗です。ルーペシャドーさんも良い。ソウジキシャドーは掃除機なのに良い感じだよ…? これどうやって作って1回で終わりなのかなぁ…すごいなーもったいないなー…
 グリッタ嬢という(声は日高のり子さん)のインパクトすごいキャラクターがでてきますが、ゴスロリ系すごいです。シュバルツ将軍、ネロ男爵、ノア婦人など悪役のえらい人たちは、アールデコで中世ヨーロッパな雰囲気も入っていてツボります…。
 闇の皇帝ゼット様は、ひとりだけ「えっ、人間?」なシンプルさですが、そのうちデコラティブな変身〜\(^O^)/をとげるのかなぁと期待しています。

6.まだまだ前半戦だ
 戦隊ものは1年続くので、話はまだまだ面白くなります。いまから入っても全然楽しいです。ついに登場した6号はなんと元悪の組織にいた者。ゼット様とライト、トッキュウジャーたちとは、何か謎がある模様なのですが、それがちらちらと垣間見えるやりとりが、すごいいい塩梅です。ブロマンスとはいわないけど、イケメンてんこ盛りだよそこのお嬢さん・奥さん!。けんごさん本当に良い仕事してます! 愛唄ファンの人、みんな見よう??


 もしかして普通のドラマより全然予算があるのかなー…戦隊ものってすげぇなー…、と感じるところもありますが、きっとスケジュールきつきつだろうにがっつりな作り込み、キャストさんたちも回を追う毎にどんどん表情が良くなっていくし、本当に楽しみです。様式美とかベタとか王道とか伝統とか、伝わるものを踏まえつつ生かしつつ、新しい試みをしていく、というスタイルが好きな人は、ぜひ!




 キャラソン…! ゼット様歌うんですか!! いえーい!

2014/06/19

川畑要『Half Moon feat.鈴木雅之』リリース


 通称「濡れジャケ」。実は裏も中もすごいんです…!

 収録曲は、Half Moon と HOME は共通で、あとはばらばらという最近のあれですが、どうしても1枚しか買えないと言う方は、Anywhere が収録されている通常盤がオススメ。Anywhere は配信がないようなので。

 ぎりぎり発売日に自宅にさんまい到着して、開封はじわじわ楽しんでいるのですが、「Anywhere」がこりゃまたもうすごい良くてびっくりです。ライブ歌心ですでにきいているのですが、パソコンで作業しながらなんとなく聞いていたら、気づいたら胸に迫るものがどっと押し寄せてびっくりした。

 CHEMISTRYのときからそうなんですが。やはり2〜3時間のライブ中、常に120%集中!、で曲を聴いたり追い続けるのは大変です。だって二人いるし。あっちへこっちへ目をやったり耳をやったりしなければならないわけです。だからライブ中に、ちょっとスローな曲だと、ぼやっと油断というか休憩してしまう瞬間があるのですが、要さんの歌声は、とみせかけて、気がついたら、すっと胸の奥に暖かい何かをおかれていっているような歌なのです!

 聞こうと思わずとも、いつのまにか、届いている。これが音楽の強さであり怖さです。彼の歌は、何故かそういう力がある。「Anywhere」はそれをさらにさらに倍加増加するような曲。

 マッキーありがとう! めちありがとう!


 ところでライブできいて、もっとも「おぉー」とうならされたのは、「心の友」(初回生産限定盤B)です。こちらはiTunesStoreなど配信でも買えますので、CDは通常盤を1枚買って、「心の友」は配信でぽちっとなどいかがでしょう。


 え、じゃあ、初回生産限定盤Aは何が入っているの?、と言いますと、なーんと「You Go Your Way (solo live 2013 ver.)」。これは…怖くてなかなか聞けない。
 歌心でソロバージョンは聞きました。CHEMISTRYでなく、要さん一人バージョンでも聞けるようになったことに、それだけの時間と、要さんの実力アップのほどを思うと、やはり切なさ爆発。そのあとに一人バージョンの Half Moon が来たのでもういてもたってもいられなくなり。失ったものの大きさに時々本人たち気づかされてのたうちまわる苛酷なファン道です。



2014/06/17

リチャード3世のリハーサル風景


 写真をみたら「ぁ”」と奇声を発して気持ち悪がられる。

2014/06/12

『グランド・ブダペスト・ホテル』を観た

グランド・ブダペスト・ホテル

 すごくすごくすごくおもしろかった。

 映画の存在を知ったのは、ツイッター。映画の情報か、公式アカウントがリツイートされたもの。内容は忘れたけど、すぐに公式アカウントをフォローして公開を待っていた。監督はウェス・アンダーソン。とても有名な方らしい。作品はベルリン映画祭で銀熊賞、審査員グランプリを受賞。

 かわいい、うつくしい、楽しい、ドキドキ、ニヤニヤ…。何度でもいつまででも観られる映画。音楽も良い。音楽は大事だ。『ブルー・ジャスミン』は音楽全然ぴんとこなかったので、すごい今回は大納得度高い。満足度高い。

 最高の仕事をするけど最低でもあるコンシェルジュであるグスタフ、利発で明るいロビーボーイのゼロは流浪の民。


予告編




 以下映画の内容に触れます。


2014/06/10

リチャード3世なマーティン




ありがたやー。

2014/06/09

SHERLOCK S3の放送がおわったー雑感

 長い年月を待って祭はあっという間に終わった…、と思いきや、いやいや全然終わらない。1回みただけでは全然頭がついていっていないし、理解できてない、見落としているところが多い印象。

 以下ネタばれあり。


2014/06/01

『ブルージャスミン』すべての人間は勘違いしたまま生きている(ネタばれあり)

 ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』を観た。「虚栄という名の花」とか、「人生のどん底に堕ちた、ブルーすなわち”憂鬱な”ジャスミン。再び夢のようなセレブリティ生活に返り咲くことができるだろうか」とか、公式サイトにある。

 主演のケイト・ブランシェットはアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞で主演女優賞とったし、脚本賞や助演女優賞はノミネートされているのでおもしろさが保証されている映画である。

 ウディ・アレン監督はろくに映画を観ない自分でも知っている有名人だ。なぜか関根さんを思い出す。好きなんだよねという有名人は多い。映画はたくさん撮っているはずだが、いままで一度もちゃんと観たことがない。テレビでやっていた何かの映画をだいたい観た記憶がある。そんなわけでイメージは以下の通り。

  • 皮肉の聞いた笑い
  • おしゃれ?
  • 登場人物がみんなおかしい
 映画がはじまってすぐに、変な感じがしたのは、音楽。なんだかすごく古い映画を観ている感じがする。2013年な感じが全然しない。それ以降、全体的に、少し古い映画を観ている感じがした。80年代かバブルの頃のような。日本はバブルがあってはじけたから、そういう話にはその頃のイメージを重ねてしまうのかも知れない。

 ジャスミンは初っぱなからもうけっこう頭がおかしくて、目がいっちゃってる感じでしゃべってる。ジャスミンのどんどん追い込まれる様子と、妹の恋愛と、過去のセレブだった頃が、同時進行のように描かれる。

 映画っぽいっすね。

 そんでもって最後は、オチっちゃオチがあるけれど。

 見ている間は、「あ〜長いな〜いま何分ぐらいたったのかな〜時計ないな〜」とすごいしんどくなったし、終わったあとは、ものすごいもやもやした。

 ケイト・ブランシェットの演技はおもしろかったからそこは良い。でもどこがおもしろかったか分からない。ジャスミンの頭からっぽさも、破綻ぷりも、妹の結局頭の悪い感じも、周囲にいる男性の、頭を使っているようで使っていない感じも、ぜんぶ分かるけど、おもしろいと思えなかった。

 人間てみんな馬鹿でしょう?、何も考えていないでしょう?。みんな勘違いして、それぞれ自分が納得できる程度のところで、惚れたはれただの繰り返し、生きていくんだよ、死んでいくんだよ。

 そんなことを監督はいいたいのかなぁ。

 ジャスミンは馬鹿だけど、そこまで責められる馬鹿さだろうか。実際あそこまで空虚だと、空虚なままに生きていくしかないんだけど。それをそのまま描いて、それでどうしたいんだろう。描けることはすごいけど。

 ジャスミンは最後、すぐ泣くDV気味の男とよりを戻した妹に、私はセレブと結婚するのよといって家を出て行った。それは見栄であり、妹への優しさだと私は思ってしまった。でもその優しさを遂行するのは、それでわずかに残っていた正気を使い切ってしまうということだった。

 寓話でありファンタジーならば、安易な教訓など得てはならない。

 でももやもやするのは、自分はまったくセレブではないが、専業主婦で子供もいなくて、レディースデーにのんきに映画を観に行っているからだ。からっぽぷり、勘違いっぷりのレベルは違うにせよ、ジャスミンはとても他人事に見えない。想像力を封印し、自分が手の届く範囲で、それでも、確実に手応えがあること、洗濯掃除料理園芸アプリ制作、それらを自分が満足する程度のクオリティで日々ちまちまとこなす。それって全部勘違いだよねアハハといわれているような感じがした。

 日常生活のぼんやりとした不安が、あざ笑われて倍増されるような話。

 おもしろく無かったわけじゃないけど、他の『青天の霹靂』とか『チョコレートドーナツ』とか『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』を観に行けば良かったかなぁとすごく思ってしまう映画だった。「今日は映画でウツになりに行くぜ?」なほど映画偏差値高くない。

2014/05/27

ドクター・フー 攻略予定リスト〜初心者による初心者のための〜

ドクター・フー(Doctor Who)を見るうえで、頭にいれておくと混乱しないこと。


  • イギリスのドラマである。英語をしゃべっているけどアメリカではない。
  • ドクター・フーは医者でも博士でもない男の人(地球人ではない)。
  • ドクター・フーを演じる俳優さんは途中で変わるが、その変わり目とHuluのシーズンの変わり目は一致していない。
  • 基本的には一話完結45分ぐらい。時々ちょっと長いものや、2,3連続ものがある。
  • SF冒険ものなので、時間は過去・現在・すごい未来、場所も色々。


  • ドクターは慣れないうちは何言ってるのこの人感があるが、しばらくしたら慣れる。
  • イギリス人なら常識なネタはわりと多そう?だが、基本はSFなので気にしない。
  • 登場人物たちは、Huluの字幕よりあきらかにたくさんしゃべっていて、ちょっとストレスたまるが、そこはほどほどでスルー。


 以下にあげる作品は、1エピソードで終わるものを中心に、いくつかのサイトを見たり、自分でみたりしたものをリストにしたものです。私も未見が多いので、これから以下のリストを頼りに見ていくつもりです。(実際の人気エピソードは、スペシャルや2つ以上の連続ものが多い)

全部読む暇ねーよ、という方への超ショートカット。


  • 7-2『恐竜たちの船』2012年/これをみたらおもしろいと思うし、他も見ようかなと思うのじゃないかと思いました。画質がきれいで、話のテンポが良く、キャラクターも多くて、話も割と分かりやすいSFぽくて良いと思います。唐突に始まるけどそういうものみたいです。(ドクターらしさとかよくわかりませんすいません)
  • 1-1『マネキン ウォーズ』2005年/初回の初回。7-2をみたあとにこれを見るとびっくりするかもしれないけどおもしろいです。Huluで無料で視聴可能
  • 3-10『ブリンク』2007年/未見ですが、いろんなサイトで上位やベスト1にランキングしているSF傑作らしいです。


以下のリストの見方

ドクターを演じた役者さん 放映開始日

"原題" 『Huluの邦題』オリジナル放映年月日 Huluのシーズン-話
 1行目は紹介、ゲスト情報など。
 2行目は個人の感想。


クリストファー・エクルストン 2005年3月26日〜


"Rose" 『マネキン ウォーズ』2005年3月26日 1-1
 とりあえず視聴可能な初回の初回。
 イギリスってこんななんだ??、とか、アメリカドラマとは明らかに違う!!、とかな予想がつかないタイミングで色々衝撃的でした。

"The Unquiet Dead"『にぎやかな死体』2005年4月9日 1-3
 マーク・ゲイティスが脚本。
 チャールズ・ディケンズがでてくる。棺桶とか死体とか、あぁ日本とは違うなと何となく思った。

"The Long Game"『宇宙ステーションの悪魔』2005年5月7日 1-7
 サイモン・ペグがゲスト。
 白い白いぞ。(ちゃんと見てないので見直す)

"Father's Day" 『父の思い出』2005年5月14日 1-8


デイヴィッド・テナント 2005年12月25日〜


"The Christmas Invasion"『クリスマスの侵略者』2005年12月25日 1-14(Huluではこの位置なので注意)
 10代目の最初。クリスマス・スペシャル (60分)

"School Reunion"『同窓会』2006年4月29日 2-3

"The Girl in the Fireplace"『暖炉の少女』2006年5月6日 2-4
 Blinkについでいろんなところでベストに上がっている人気エピソード。

"The Lazarus Experiment" 『ラザラス・エクスペリメント』2007年5月5日 3-6
 マーク・ゲイティスがゲスト。
 ゲイティスさん色々変化すごい。

"Blink" 『ブリンク』2007年6月9日 3-10
 満遍なく人気で、旧シリーズから通しのランキングでも上位に来る。キャリー・マリガンがゲスト。

"Midnight"『ミッドナイト』 2008年6月14日 4-10



マット·スミス 2010年4月3日〜


"Vincent and the Doctor" 『ゴッホとドクター』2010年6月5日 5-10
 ビル・ナイがゲスト。だから人気があるのかな?

"The Doctor’s Wife"『ハウスの罠』 2011年5月14日 6-4

"Dinosaurs on a Spaceship"『恐竜たちの船』2012年9月8日 7-2
 ルパート・グレイヴスがゲスト。
 いろいろ愉快でニヤニヤが止まらなかった。



 子供から大人まで見られる国民的、世界的人気のドラマですが、日本ではマイナー。

「日本の子供向けの特撮ものから、タイアップになるような乗り物や変身やグッズを取り除いて、対象年齢を少しあげて、話や雰囲気を刑事物っぽく謎解き風にする」

 現時点での私のイメージです。日本は特撮ドラマは即ち子供向け、商品のタイアップが伴ったものしかありませんが、そこからその特徴を取り去ると、感覚としてはかなり近いです。

 いや特撮じゃねぇよSFだよ!、というツッコミありそうですが、日本の実写SFなんて特撮ものよりマイナーなので…。


2014/05/13

『相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』観た

相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

 やっと観てきた…。たまたまナントカの日で、1100円で観られた。映画館へ行ったらすごい人。ほとんどアナ雪かなぁと思ったけど、相棒も座席がほぼうまっていたような。(いままでいったどの映画よりも混んでいたような)

 ざっくり全体の感想は「相棒的にはどうななのかはさておき、おもしろかった」。2時間だれることなくあっという間。予告編はうまいことできてるなぁ〜と思った。


2014/04/22

マーティンのfargo関連記事とかインタビューとレビュー記事とか

カテゴリわけましたが自分はまだ読めてませんので間違っているかも(´д`)。中身を吟味できたら良いのだが…。


記事

14 Apr 2014 Martin Freeman on why he normally would have turned down 'Fargo' | Inside TV | EW.com
13 Apr 2014 Martin Freeman: Why the Coen Brothers’ movie Fargo works as a TV series - Features - TV & Radio - The Independent インディペンデント
11 Apr 2014 Interview: Martin Freeman Buries His Ego in the Snow in Fargo « Nerdist
11 Apr 2014 Events: Paley Center Live NYC Presents -Fargo. TV. Yah? on Behance 記者向けのイベント
06 Apr 2014 Martin Freeman on Trading 'Sherlock' for 'Fargo' (and a Minnesota Accent) | Yahoo TV - Yahoo TV
02 Apr 2014 Exclusive: Watch the First 7 Minutes of FX's 'Fargo' Now | Yahoo TV - Yahoo TV 最初の7分とか画像とか

09 Jan 2014 THE STRAIN and FARGO TV Show Images. FARGO Stars Martin Freeman and Billy Bob Thornton 最初の画像とか


放送後の記事


US(北米?)では15日、UKでは20日が初回放送日。

インタビュー記事

ほほほ本当に全部インタビューなのかなぁ…。合同インタビューも含まれているのではと思われ。

21 Apr 2014 Fargo: Martin Freeman on Playing an Everyman With a Heart of Darkness - IGN
19 Apr 2014 Martin Freeman interview: 'I had no interest in Fargo just being a TV version of the film' | Culture | The Observer ガーディアン
15 Apr 2014 Interview: 'Sherlock''s Martin Freeman goes from Brit to Minnesotan in 'Fargo' - Los Angeles TV | Examiner.com
15 Apr 2014 Interview: ‘Fargo’ star Martin Freeman talks American television and channeling his dark side. - The Nerd Repository
15 Apr 2014 TwoCents and Five Questions with Martin Freeman (Fargo) | TwoCentsTV
13 Apr 2014 Martin Freeman: fame, family and Fargo | The Times タイムの有料サイト。最初のほうだけ。
13 Apr 2014 Interview: Martin Freeman compares Fargo to Sherlock on the set of the FX drama
13 Apr 2014 Fargo’s Martin Freeman Is Not a Timid Guy – He Just Plays One on TV!
12 Apr 2014 Martin Freeman – Fargo – Starry Constellation Magazine
08 Apr 2014 An interview with Martin Freeman - Channel 4 - Info - Press
04 Apr 2014 “Fargo”: A Chat with Martin Freeman - IMDb TV

動画

17 Apr 2014 Martin Freeman Interview | Fargo | Channel 4 - YouTube

14 Apr 2014 Raw video: Martin Freeman discusses role in 'Fargo' - YouTube
11 Apr 2013 Billy Bob Thornton and Martin Freeman On “Fargo” Drama | KTLA 5


2014/04/17

マーティンがBBCのラジオ(とか)に

マーティンがBBCのラジオに立て続けにでているようです。これから出るのは後ほど追加予定。

18 Apr 2014
BBC News - Martin Freeman: No more Mr Nice Guy
下記のFront Rowの一部
3分弱
芸能ニュースですね!

17 Apr 2014
BBC Newsbeat - Martin Freeman: No pressure taking on Oscar spin-off
2分強
この映像どっか他でもみたような? まいっか。


17 Apr 2014
BBC iPlayer - Front Row: 17/04/2014
30分弱だけど、マーティンがでてるのは5分ぐらい?
この番組はPodcastもあって、内容は同じと思われ。

17 Apr 2014
BBC Radio 1
Greg James, With Martin Freeman
105分 マーティンがでているのは多分あとのほう
7日間視聴可能


16 Apr 2014
BBC Radio 5 live
Martin Freeman & The Moan In 16 Apr 14
48分
ポッドキャスト。30日間DL可能。

16 Apr 2014
BBC Radio 5 live
In Short, Martin Freeman reflects on brilliance of The Office
02:13 動画

16 Apr 2014
BBC Radio 6 Music - Radcliffe and Maconie
Martin Freeman talks to Mark Radcliffe
11:55


以下はちょっと前の。


1 Jan 2014
BBC Radio 2
Trevor Nelson's Soul Show, Soul Show New Year's Day Special
お正月特番。音声のみが2つと、動画が3つ。年末年始は色々いそがしいし、SHERLOCK S3のネタバレを見そうなので情報収集放棄しておりましたが、音声も動画もあるのをいまさら知りました。9分ほどの動画はPVのようにかわいいマーティン詰め合わせなので、英語わからくたって必見です。


13 Dec 2013
BBC Radio 5 live
Kermode and Mayo's Film Review, With Martin Freeman, 
Martin Freeman interviewed by Simon Mayo
The Hobbit: The Desolation of Smaug
10:25

01 Apr 2013
BBC Radio 2
French and Saunders, Hugh Dennis and Martin Freeman guest, Martin Freeman chats to French and Saunders
12:20
二人のおばさんがめっちゃしゃべるのでマーティンはそれを押しのけてしゃべってる感じ。



6 Dec 2009
BBC - Radio 1
Movies Blog: Martin Freeman interview
Nativity!のころだと思われ。音声ファイルは4分弱が2つ


以下は現在は期限切れで視聴不可能。しかしいつか再放送があるかもしれない。


17 Oct 2010
BBC Radio 3
Drama on 3, The Unfortunates, by BS Johnson
1時間30分
マーティンは主役っぽい。

April 2005
BBC Radio 4 Extra
GK Chesterton - The Club of Queer Trades
全6エピソード
BBC - Media Centre - Programme Information - The Club Of Queer Trades
2013年8月に再放送があった



 ところで、BBCのラジオ1からラジオ6まであり(他にもワールドワイドというのが2こある)以下のように聞くことができます。
  • ほぼリアルタイムで、ブラウザでiPhoneのラジオアプリでも聞くことができる
  • オンエア後数時間しないうちに、番組全部または一部が、一定期間(7日とか)またはほぼずっと聞くことができる(埋め込みコードも取得できる)
  • 番組によってはオンエア後に、番組全部または一部がポッドキャストのファイルとしてダウンロードできる
  • 昔の作品も再放送があるので、数年前の番組でも聞くことができることがある

 BBCはテレビ番組も、放送後一定期間Webブラウザから見られるようになっていますが、日本からは見られません。しかしラジオは、リアルタイムの放送も、Webブラウザからのアーカイブなども、日本からも聞くことができます。なかには、映像だけでなくビデオクリップが混ざっていることもあるので、要チェック! 当然すべて英語なので、私はほとんどわかっていません。


追記
BBC Newsbeat - Martin Freeman: No pressure taking on Oscar spin-off
Apr 17 2014
低画質ですがfargoについて語っているらしい動画です

2014/04/15

メモ

 オーケストラつかうようないわゆるクラシック音楽系の作曲家のメインステージは映画とかドラマやゲーム(!)などの音楽だ。純粋なオリジナル作品だけがその人の真の音楽の主張なわけがなない。音楽家は他人の依頼にも応えてなんぼだ。自己主張のために音楽をしはじめたのはきっとつい最近で、そこにどれほどの価値があるかは、時間がたたないと分からない。

fargo のマーティンとビリー・ボブ・ソーントンのインタビュー

途中で、ぴー!、て鳴る。(最初のCMは15秒たったらスキップできます…)


Fargoについて語るマーティン(カナダのテレビ局?)

8分もしゃべってます!…英語ッッ…!!



コルンゴルトのバイオリン協奏曲

 起き抜けにラジオをぼんやり聞いていたら、かっちょえーバイオリン協奏曲が流れた。クラシック番組でふかわりょうともう一人のチェリストの方も、「かっこいいね!」「きてるね!」絶賛していた。ヨーロッパの人だけどハリウッドで活躍した人らしい。作曲家名をメモったはずだが、その後スカッと忘れる。

 NHKのクラシックカフェという番組だったはずだと思ってサイトを見てみる。過去の放送した曲も掲載されているから。「バイオリン」「バイオリン協奏曲」で探すが、どうもそれらしい名前がない。カ行とラ行が名前に入っていたがわからん。どおしてた。

 うろ覚えの記憶を頼りにフランスの作曲家かなぁと思って、『ヴァイオリン 協奏曲 フランス ハリウッド 作曲家』でぐぐる。すると先頭にでてきたのは「アンドレ・プレヴィン」。あー、違うぅそれじゃないわー、と見ると、検索結果の三件目に、Amazonのコンゴルト&ローザ ヴァイオリン協奏曲がでていた。

 コンゴルト!。これだ。

 エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト Erich Wolfgang Korngold 19世紀末生まれ、20世紀半ばまでの人。オーストリアとアメリカで活躍したユダヤ人。丸い顔がでかい。

 どうも名前が覚えにくい。コンコルドと混ざるらしい。

 バイオリン協奏曲はYoutubeにもアップされているのがあるけど、不正かそうじゃないかわからない。CDかiTunesで買おう。

 曲の印象は、いわゆるクラシック音楽とハリウッド音楽のあいだというか過渡期というか、つなぐような。この協奏曲はちょっと難しそうな映画にそのまま使われそうな(イメージ)な雰囲気で、かっこいい。親しみやすいのに、バイオリンの現代的な魅力がとてもでている。

 世の中には膨大な数の音楽があふれている。出会いは重要だ。

 コルンゴルト!。きます、きますよーヽ(^0^)ノ

 クラシックカフェではなくて、きらクラ! だった。見つからないはずだ!

2014/04/14

ワールズ・エンド観たあとはパブへGO!

 映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』を観たあとは、そうですビールですパブ巡り!。会場にあったスタンプラリーの用紙をもって、れっつぶーぶー!、と思いきや、シネクイントから一番違いお店が行列ついていたので、さっさと別の店、いきなり12軒目へ。



ジ・オールゲイト THE ALDGAE

 突撃するとすごい外国な雰囲気で、照明が少ない。カウンターにも金髪の人がいる。カウンターで注文してその場でお金を払って、ビールはうけとって席に戻る。食べ物はあとから持ってきてくれる。ビールの種類がたくさんあるけど、びびったり空腹だったりで適当に注文。フィッシュアンドチップはどん!、とでかいのがでてきたが、がつがつ食べた。ビールうまぁ。今度はもうちょっと落ち着いて飲みにいくぜ。


グッドビア・フォーセッツ Goodbeer faucets Shibuya Tokyo

 二軒目はスタンプラリーの11番。新しいお店でしゃれおつーな感じで、なんだかあんまりパブっぽくない。とてもにぎわっていて、外国人のお客さんも多い。ビールは美味しくてぐいーと飲めた。ピクルスはちょびっとだったけど。素敵な偶然で、店内のテレビで、サイモン・ペッグがでているミッション・インポシブルが流れている!。ディスクでなくwowowでたまたまだったようだが何だかラッキーハッピー。40種類ぐらいビールがあるらしいけど、グラスがビールに関係なく全部同じのででてくるのが良いやら悪いやら。お店の雰囲気にはそれにあっているかも。国産のビールがたくさんあってやっぱりここもまた行きたい。


アボットチョイス 渋谷店 Abbots Choice

 ダブリナーズは昔にいったことがあったので、三軒目はマークシティの横にならぶ一軒へ。いわゆるイメージするパブっぽいお店で店内は狭いけど、雰囲気も店員さんも良い感じ。ここへきてギネス。ここでもまたフィッシュアンドチップスのハーフを注文したら、すっごい美味しくて笑った。魚もじゃがいもも美味しい。フィッシュアンドチップスなのに上品美味いとはどういうことよと思いつつ。駅から近くて、ずっと前から見たことはあったけど入ったことがなかったお店。窓が開いていて夜風が気持ち冷やく、道をゆく酔っぱらいの人たちを眺めるのは風情があり。もう渋谷にいって一杯やるときに困らないねー。



 そして日本人なので、締めはラーメンです!。太ります!。


ティーヌンタイ国ラーメン 渋谷道玄坂店

 西早稲田本店からあれこれお世話になっている思い出深いこのお店。センレクトムヤムは別腹さ。いろいろ食べたいなぁと思いつつ、ほとんどいつも、あれこれ迷っても、トムヤムラーメンのセンレク、中細麺。いつもはスープをほぼ飲みきるけど、さすがに残した…。


 帰ったら恐ろしく足がだるくて、体重はガツッと増えていた。ぜんぶハーフパイントを頼んだけど、もちろん割高。パイントじゃないと飲んだ気はちょっと薄れる。こういうビールはけっこう高い。でも映画を観た後のパブクロールはめちゃんこ楽しかったので、また渋谷に行ったら続きをやりたい。期間内に全部まわるのは無理だけど。渋谷の場合はパブは高いので、子供が少ないのもなかなか良い。

 シネクイントはパルコのなかにあるから、周りは子供ばっかりなのに、映画館はいきなりダブルスコアな世界。いやぁ、映画って本当に楽しいですね(* ̄∇ ̄*)


映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』観た観た観た!

映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』

 待ちすぎて待ちすぎた映画、やっと観てきた。

(ややネタばれあり)

 Webで後ろのほうの席を予約して、初日の15時台の上映にいった。わけがわからんほど混雑している。ツイッターであらかじめみていたが、初日の熱気とはこういうもの??

 東京に住んで長いのにシネクイントは初めて。椅子もドリンクホルダーも、いつもいく映画館とは、全然雰囲気が違う。座りやすいし邪魔にならないし、予約の座席表でみたよりスクリーンが遠く見えたのは、席と席の間がゆったりしているせいだ。

 予告編がはじまり、そこでもけっこう笑い声がおきていて、しっかりがっつりウォームアップ。

 本編は、笑い転げた。実は台詞のやりとりがはやいところになると、字幕と画面をみるのでけっこう大変だったのだけど。本当に笑う笑う笑うで、終わってみると、何がどのようにおもしろかったかまともに思い出せないのだけど、とにかく「あー…、おもしろかったー…」と、いいお湯の温泉にどっぷりつかったあとのような感覚。余韻そのままなんちゃってパブクロールへGO!。しかし映画館から一番近いところは行列していたので、さっさと他店へ。3件はしご。ただしすべてハーフパイント。うきうき楽しさマックスな状態で家に帰ったらものすごい疲労感で危険だった。

 前の2作はみてるけど、それぞれ元ネタわかるほど映画は観ていない。そんな程度ですが、とにかくおもしろかった。
 映画のその時間が楽しい。

 自分がいかに世界をパターン化された見方で見ているわ、と毎度思わされる。彼らはほぼ同世代。住む国が違うから、同じ時代を生きたとは言えないかもしれないけれど、似たような世界をみているはずなのに、それにしたってあまりにも。

 マーティンの比較的マーティンなままの演技をはじめて映画館で観られて幸せだった。(いままで観たのは、レンブラントとホビット)ペグさんがかっこよくてダメすぎる。そして時折深くしみいる、ニック・フロスト。声がいいし。

 すごいなぁ俳優さんて(いまさら何度でも言う)

 全体を通して、笑いまくるんだけど、悲しみや苦みがある。ピリっとしているというより、ずっとほろ苦く、美味い。でもおおむね酔っぱらっていてバカだ。

 個人的にツボったのは、女子高生のところ。イギリスのおっさんも同じなんだぁ!!、とすごいウケた。マーティンがあれをやられたらどうしようなんて見ながら余計な心配していましたが…!

 実はこのネタばれ画像をうっかりどこぞで見てしまっていたのが、すごいショックだったけど(T_T)でもおもしろかった。ありがとうエドガー監督、サイモン・ペッグ。

マーティン、ローレンス・オリビエ賞のプレゼンター

 朝起きたらツイッターのタイムラインがキラキラまぶしい天国になっていました。




 まんまホビットだ…。

「まぶしい!」なんてよく言いますが、本当に、発行しているわけでもないのに、目がチカチカしてまぶしいような感じを初めて経験しました。

 いったいなんのイベントかというと、ローレンス・オリビエ賞 Olivier Awards のプレゼンターとして参加した模様です。



 おおむねご機嫌なマーティンの表情がどれも最高。これがあるからfargoからぴゅんと帰っていたのかな!

Martin Freeman on the Red Carpet at The Olivier Awards 2014


2014/04/10

Who Do You Think You Are? のマーティンが公式であがってた

 昨日のツイッターでの個人的激震ニュース(情報ありがとうございます)

 日本ではえぬえちけーでやっていた、有名人が自分のルーツをたどるような番組(NHKと違って本人が足を運んでいる多分)。Who Do You Think You Are? のマーティンが出演した分が、公式でYoutubeに上がっていました。


 公式であがってたなんて…!

 ほぼほぼ全部と思われます。

 テレビでの放送は2009年8月。SHERLOCK S1の放送は2010年7月。もうパイロット版は撮ったくらいかもしれません。さらなるブレイク前夜。

 最近のfargoなどのインタビューと比べると、しゃべり方がずいぶん違う印象。いまのほうが高めでクリアになっているような。

 もちろん全編英語ですが楽しいです。

Fargoのマーティンあれこれ


短いけど動画もあり(^▽^)




髪の毛ちょこんとして昔のマーティンみたいです。

あとで読むがたまってるあれこれ…!


ふるぼっこ??



がたがたがたがた

楽しみ〜ですが見られるめどはまったくついていないぞ。

こちらのマーティンはなぜかきれいめです。




ところで肝心の公式サイトありますが


アメリカからのアクセスからじゃないと見られない制限がかかっているようです。ちっ…


番組公式アカウントのツイート

2014/04/06

『リチャード三世』入門 〜素人による素人のためのややマーティンよりの〜

 マーティン・フリーマンが舞台でシェイクスピアの『リチャード三世』のリチャード3世を演じる、しかも今年の夏、という大ニュースにあたふたした興奮もおさまらぬうちに、ベネディクト・カンバーバッチが同じリチャード3世をやる、というニュースも飛び込んでまいりました。2015年か2016年のBBCのドラマのようです。

『リチャード三世』はシェイクスピアの作品の一つで、イギリスで実在した国王、リチャード3世をモデルとした史劇です。(有名な『リア王』『ハムレット』は史劇ではありません。)シェイクスピアは、イギリスの王様を主人公にした史劇をいっぱい書いていますが、タイトルの終わりに「二世」とか「三世」とか「四世」とかついていたら、その確率が高いと思われます(?)。

 その『リチャード三世』で、どうしてそんなに大騒ぎになるの?、と分からない方も多いと思いますが、その理由は、ど素人のわたしが推察列挙するだけでも、実に多岐にわたります。

  • リチャード3世は、外見が醜くく残忍な暴君としてイギリスでは知られている
    • それらの悪いイメージはあとの国王によるネガティブキャンペーンのたまものであるらしく、実際はそんな風ではなかったらしい
    • シェイクスピアは、リチャード3世を暴君として描いたが、それは当時そういうふうに言われていたからのようだ
  • リチャード3世は暴君だ、いやそうではない、という論争は、英国国内では終わりのないネタらしい
    • 要するに話題になって盛り上がる。うわさ話が好きなあれ…
  • 『リチャード三世』のリチャード3世
    • 多くの名優たちが演じたい・演じてきている役(らしい)
    • シェイクスピアの演劇史上重要な役柄のひとつ(のようだ)
  • リチャード3世の遺骨が、最近本物が発掘された


 もともと重要な人気のある役柄で、数々の名優たちが演じてきて、そのうえ骨が発掘され、2014年はシェイクスピア生誕450周年等々。いろいろ盛り上がる要素がつきないのです。

 そんなさなかにマーティンは舞台をやるのです。大成功して彼のキャリアに輝かしい記録を付け加えるか、あるいは失敗して黒歴史となるか。(何をもって成功や失敗というのかさっぱりわからんですが)何かと話題の多い役柄を、いまをときめく人気俳優がやるのだから、それだけでも祭だわっしょい。


 そしてベネディクトのほうですが。
 2012年に The Hollow Crown というドラマがありました(未見)。

The Hollow Crown DVD4枚組[英字幕のみ][PAL-UK]
日本では放送されておらず、字幕入りのDVDなどもない模様。



 このドラマでは、シェイクスピアによる史劇『リチャード二世』『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』をベースにして、リチャード2世、ヘンリー4世、ヘンリー5世が描かれています。これが実に大変評判が良かったようで。この続編のような作りになるなら、ベネディクトのリチャード3世も絶対すばらしいに違いまいよ!、と盛り上がってしまうのです。


 ベネディクトとマーティンは、ホームズとワトソンであり、ビルボとスマウグです。何かとセットで考えてしまうファンには、同じ役を演じるなんて、もうたまらんでしょうし、そうでないファンでも、イギリスが世界にばんばん放つ人気者同士のこと、話題はつきないと思います。

 では『リチャード三世』読みたいんだけど、何か先に勉強しておかないとだめかなぁ?、と手を止めているそこのあなた。とりあえず1冊買って読み始めてしまいましょう。勉強なんてあとあとあとです。登場人物とか似た名前が多くて、ちんぷんかんぷんで何の話しているかよくわからないことが多くても、おもしろいから大丈夫です。

 なぜわからなくても楽しいかというと、それがシェイクスピアだからです。とんちんかんだな〜、と読んでいても、いきなり「キラリ」と光る台詞が、あなたの目に必ず、必ず飛び込んできます。それがシェイクスピアなんです。わからなかったことは読み終わったあとに、気になっていたら気になっていることだけ、ググってWikipediaとか読んで、補ってみましょう(ネット上にはWikipediaだけでなく細かい説明サイトがわんさかあります)。あまりにもわからんのは気持ち悪いわ!、という方は本の終わりにきっと解説が載っているので、それをさらっと読んでから本文に入るのも良いかもです。

 しかしちょっとした勉強なんて、実は無駄なのです。世界史やった人ならわかるかもしれませんが、『リチャード三世』は「薔薇戦争」というイギリス人もうんざりの歴史のぐちゃぐちゃな時期の終わりの頃の話なので、一度読んだくらいで何かがわかるはずないんです。わからなくてよいのです。

 マーティンのファンなら、「マーティンがこんな意味の台詞をいうんだな」という動機だけで、120%楽しめます。それでも全部読めそうにはないわ…、という人は、第一幕第二場、リチャード3世(グロスター)がアンを口説くところだけでも読みましょう。幸せになれますから。


リチャード三世 (新潮文庫)
ウィリアム シェイクスピア
新潮社



シェイクスピア全集 (〔4〕) (白水Uブックス (4))
ウィリアム・シェイクスピア
白水社



『時の娘』はリチャード3世に関する謎解きをする歴史ミステリ。猛烈におもしろかったです…。

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)
ジョセフィン・テイ
早川書房




追記:ベネディクトのほう確定情報きました!

2014/04/04

マーティンが舞台リチャード三世をやるらしい

 朝飛び込んできた激震ニュース。


 マーティンがリチャード三世をやる…? 舞台をやるのはベネディクトでハムレットだろう…?

Martin Freeman set to appear in Shakespearean role | Mail Online


 いろいろ現時点の情報をかき集めますと、

  • 上演は今年の夏、7月から9月(ベネディクトのハムレットよりちょい早い)
  • 場所のキャパシティは400席弱
  • チケットは7〜10日後から!
等々の様子。


 マーティンは舞台はあまりやらなくて、ましてやシェイクスピアなんてやらないよなー、と勝手に思っていた。


  • 夏のイギリスにいくつもりか(高い)
  • チケットとれると思ってるのか
  • チケットどこで買えるかしってるのか
  • チケットの買い方わかるのか
  • 観に行っても全部英語だぞわかるのか
    • マーティンの舞台なら全部英語でわからなくても見ていられる…!
      • シェイクスピアなら予習できるしといってもどうせわからなんだろう??
  • でもマーティンがリチャード三世だよ?
    • 最近リチャード三世はやりだよね?
    • なぜか『時の娘』ちょっと前に読んでいたしね
      • シェイクスピアのリチャード三世はだいぶ暴君らしいよ…


 もろもろの脳内つっこみ会議等々。

 一番の問題は費用でしょう。ちょっと調べてくる。



2014/04/03

「ごちそうさん」美味しい食事を愛する人と。

 朝の連ドラ「ごちそうさん」全部観た。録画して。

 途中、いけずのターンは本当に脱落しかけたが、そのほかはかぶりつき。和枝ちゃんは嫌いやないんやで。

 朝の連ドラという特殊な枠を、最大限に利用していたのではないかなぁ、と思う。1週間ごとに基本的には完結して、翌週への伏線、そのもっと先への伏線がさりげなくある。
 そのもっと先への伏線、というのは、要するに、登場人物がそれぞれしっかりしているということだと思う。だから、あいだがあいて出てきても違和感がないし、なぜそういった行動をとるのかが納得がいく。

 いけずの話は、何か個人的事情があって壮絶な無駄ないじめをするというのはわかるけど、その描写はおもしろくなかった。

 ずっと若いままの主演ふたりの夫婦も、そんなに違和感がなかった。もともと現実感が希薄なできすぎなビジュアルだし。3人のこどものほうが、リアリティがあったかも。

 日常的なテーマでありながら、非常にファンタジー的な要素がちりばめられていた。料理というのは、瞬間的に跳躍的な思考や想像をうながすものだ。どんぶりを開けるときキラキラと黄金の光が見えるがごとく。美しく食欲をそそる造型や色、そして役者の演技から想像するしかないが、その味は、つかのまの脱日常である。

 最終回は、ぜったい悠太郎が帰ってくる、明るく戻ってくると確信していた。だがそれだけでは、ただの大団円。最後の最後に、源ちゃんのターン!、で物語をぎゅっとしめてくれた。思い出のカレー、永遠の恋を得る源太、やっぱり馬鹿っぷる、そして甘いチョコレート。食と愛情は不可分だ。恋をしたい人は美味しいものを食べよう。

「笑っていいとも!」とSMAPと

 いいともにSMAPがでてきたときのことは、あまり覚えていない。しばらくは、出てきても本当にただそこにいるだけだったのだろう。そして、慎吾ちゃんとツヨポンは、基本ずーーーっとそうだった。変なかっこうしてそこにいるか、かっこいい自分の大好きなジーンズでそこにいるか。中居くんはいつのまにかいいともの主要キャラクタになっていたけど、それはいつからだったんだろう?。見続けていたわけではないのでわからない。

 SMAPのレギュラーは20年近い。32年続いた番組のうちの20年なので、重鎮だし、生活の一部になっていただろう。(もっと長いのが、鶴瓶さんと関根さん。)

 グランドフィナーレのスピーチをみて、タモリのエンターテイナーとしての流れは、彼らに受け継がれたんだな、と思った。三者三様の視点でタモリを見つめ、憧れたり目指したり、心の支えにしている。

 お笑い芸人は、他のお笑い芸人を継ぐことはできない。タモリに会いたくて芸能界を目指しても、タモリのような芸人になることを目指す人は少ないだろう。タモリはハイスペックすぎる。

 でもSMAPのスマスマも、最近あんまりおもしろくない。SMAPのそれぞれはおもしろいのに、番組は昔ほどおもしろくない。ツヨポンのスピーチはとてもおもしろいと思ったけど、あのおもしろさをいかした番組はどこにもない。慎吾ちゃんの繊細で大胆であやしい魅力を上手く見せるドラマもない。中居くんはたくさん番組をやっているけれど、どれも同じようにうまくこなしているだけになってきている。ついでにキムタクはがんばってるのにやや空回り気味で(アンドロイドは限界までがんばっていたと思うし彼を責めることはない)、ゴローちゃんだけちょっと風向きが良い。


 タモリがやってる他の番組はおもしろいままなのに、いいともはつまらなくなって終わってしまった。SMAPはかっこよくておもしろいのに、いまの魅力が生かし切れてない。このままフジテレビに義理立てしてると一緒に泥舟が転覆しそうだ。いや、タモリもSMAPも、フジテレビとけんかして仲違いするほど、エンタメに命かけてみてほしい。いまからでも。「みなさんががんばって作っていらっしゃるものだから」ではなく、「これくらいおもしろくないならやらない」と。SMAPせっかくの男盛りを無駄にするな。もっとかっこよくてかっこいいおじさんを見せつけてほしい。(そういうの見たいならライブに行けってことっすかね?)

 
 




 

「笑っていいとも!」と「ヒルナンデス!」

 子供の頃のいいともは、大人がはしゃいでいて、どうしてそんなに盛り上がっているか、何がおかしいのかちっともわからない大人向けの番組だった。それがいつの頃からか、学校を休んだ日に見られるのが楽しみで、(その日のテレフォンショッキングのゲストが知らない大人だとがっかりして、)日曜日の増刊号はがっつりはりついて見て、日曜の午前中を無駄にしてしまうようになっていた。

 さんまとだらだら立ち話するのも、鶴太郎や寛平と延々変なことやるのも、ナンバラバンバンも、ウッチャンナンチャンが卒業、ダウンタウンが卒業、さんまが卒業するのも見た。(おそらくはほとんど増刊号で。)曜日対抗いいとも選手権が始まったときは、「なんでそんなことやるんだろう」と思った。極彩色と花束のなかで、悪ふざけばかりしている番組が、「一致団結」してがんばるなんて、いいとももそんなまじめなことをしたくなったのかなー、とか。

 いいともに関する一番最後のニュースは、オードリーの電撃移籍だ。いいとものレギュラーを止めるのがちょっと早い気がしたし、それが翌週からヒルナンデスにうつっていたのは、本当にびっくりした。あぁ、終わったんだ、変わったんだと心の底からそう思った。

 ヒルナンデスがはじまるときは、ナンチャンで「誰がみるんだろう」なんて思ってしまったし、そう書かれていた。ナンチャンは大好きだけど、昼の生々しい番組の司会者のイメージは無かったからだ。番組がはじまっても、社会人だったのでなかなか見る機会がなかったが、昼食を食べに入った店で見たら、けっこうおもしろかった。

 ヒルナンデスはいいともとまったく内容が違う。ひるおび!、とも違う。堅いニュースは基本なし。王様のブランチに近い。
 でているタレントさんたちはがっつりしっかり仕事をしている印象だ。長いロケを毎週こなすのは、大変だと思う。料理関連のコーナーだけはつまらなくて仕方がないのだが、それ以外は良い。(三色ショッピングの山ちゃんの仕切りは、あれだけのために山ちゃんを使うとか贅沢である。)

 ヒルナンデスにおけるナンチャンの司会は、タモリさんと基本同じだ。みんながあれこれやったことを、にこにこ笑顔で眺めている。スタジオコーナーでは、ナンチャンぽいギャグをきっちりみせる。周囲にいる人は、いいともの出演者がタモリさんを大好きだったように、ナンチャンが大好きだと思う。

2014/03/27

『パリ在住』という肩書きについて下衆いツッコミをする

「パリ(フランス)在住」「パリに暮らす」という肩書きに、ある一定以上の年齢の人は弱いと思う。

 元祖はおそらく女優の岸惠子。女優だし、フランス人映画監督と結婚するし。フランス政府から勲章ももらっているし。
 そのほかのフォロアーはあまりくわしくないのでいっきに時代がくだるけど、中村江里子、雨宮塔子、後藤久美子(いまはスイスらしい)などなど。

 Wikipediaで調べる範囲でわかるけど、もともと家がお金持ちとか文化人とか、セレブと結婚とか、「けっ」と言いたくなるほど、そういう世界の人たちの話。

 だから辻仁成と中山美穂の夫妻。パリで暮らすという話をきいたとき、「なんで?」と思った。そりゃあ芥川賞受賞作家だし、売れっ子だし、世界的な評価もあるようだ。でも、「なんで?」だ。辻仁成が?、ミポリンが?、パリ在住??。もう、それだけで痛い、苦しい、泣ける。そりゃヤンキーミポリンはトップアイドルだったから彼女の方がまだ、海外に行きたいという気持ちはわからないでもないが。「はぁ?(何寝言いってんだてめぇ)」みたいな心地。

 結婚した頃は、本当に美人だった。アイドルから女優に脱皮(みたいに)、ある程度の評価は獲得して、さぁ次はみたいな感じだったがしらないが、うっかり結婚してしまった。そして時々日本に来たり、女優業やったりしていたけど。

 帰ってくるたびに、「パリに居るんで日本のことはうといんです」オーラ&トーク。

(;_;)

 向井理ひっぱりだしてのイチミリもおもしろそうに見えない映画とか。

(;_;)あぁおおおおおお

 アイドルは10代のころから寝る間もなく働くので、高確率で学はない。生きるのに学はすべてではない。だがしかし、「パリ在住」の肩書きを得て仕事をするには、あまりにも何もかも不足しているミポリンの哀愁。

 輝きをはなつようだったビジュアルは、ムカイリとの映画まではなんとか踏みとどまっていたのに、さすがのミポリンも離婚のストレスにちょっと負けているんだろう。

 昔からミポリンは好きでも嫌いでもなく、いやどちらかというと、どうしてそんなに人気がでるのがわからないんだけど。


 離婚して良い仕事したら、きっと良いことあるよ!


 辻仁成のWikipediaにこんな記述を見て震撼してる。

2013年9月1日木下グループ キノシタ・マネージメントのマルチメディア開発部 エグゼクティブプロデューサーに就任。

 調べたらちゃんとあった。




 キノシタさんちょっと期待していたのに…。お願いだから、ミポリンファンだった彼を惑わすのはもうやめて!(><)一日でもはやく、あの茨の道へ戻っておいで!。小説家なんてろくでもないと古今東西みんなが言っているぢゃないか!(><)ミュージシャンより小説家はずっとずっと頭おかしいんだよ(><)



2014/03/24

防災兼普段使いのラジオを買った

SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B88/S
ソニー (2013-07-20)
売り上げランキング: 966

 地震の前にも手回し充電可能なラジオを持っていた。まだ会社に勤めていたころなのであまり使っていなかったのだが、地震がおきたあと、「やっぱり返して」と親に巻き上げられた。一人暮らしで家をでるとき、「使わないからもっていっていいよ〜」とのんきなことを言われて、有り難くちょうだいしていたのに。ほどなく、代わりの手回し充電機能付きラジオをもらったのだが、なんだか操作しにくくて、すぐ壊れそうで、音が悪すぎて、防災グッズのなかに埋もれている。

 普通にラジオを聴きたい。
 radikoでもラジオは聴いていたが、PCかiPhoneをずっと起動していなければならない。音質はBOSE SoundLinki Mini が来てから著しく改善されたが、やはりネット経由でのタイムラグが気持ち悪くて気になる。
 お風呂用のラジオはあるがすこぶる音が悪い。いまさらCDラジカセは変えないし、コンポはお金もないが置く場所がない。

 諸々で欲しい欲しいと思いつつ、これというものを見つけられず選びきれず、なかなか買えなかったものが、ようやく買えた。
 やはり単体で聞ける音質でなければならない。そして、手回し充電がついていてほしい。ライトがついていたり、携帯電話などの充電ができたりしたらなお良い。
 実物はこぢんまりとして手になじむ。真っ黒なのも意外とかわいい。スイッチやダイヤル、アンテナの操作感が楽しい。音は落ち着いている。人の声も音楽も耳になじむ。太陽光充電は予想外に便利。
 住んでいるところのせいか、AMは昼間はあまり入らない。縦にしたり横にしたり、向きを変えて位置を変えてもよくならない。しかし夜になると良く入る。その静けさとワンダーランドさは、タイムトリップのような趣さえある。FMはおおむね良好。アンテナをのばしたり縮めたりするときに、ぐにゃっと曲げないように気をつける。

 もし本当に災害が起きたら。電気ガス水道が止まったとき、命をつなぐラジオとなるのか。そんな心配をしだすと鬱々としてくる。一応保険はかけたがあまり気にしない。

 ラジオらしい音でラジオを聞ける生活は楽しい。





 

2014/03/10

映画『ホビット 竜に奪われた王国』観たっ…!

映画『ホビット 竜に奪われた王国』

 やっと観てきました…!
 本当なら初日とかに行きたかったんですが、げぼげぼな咳をする気管支炎みたいな風邪でくさってました。

 前作もおもしろかったですが、もっとずっとすんごく数倍数十倍おもしろかったです。映画の導入も好きです。熊も好きです。森もクモもリーペイさんもスター☆オーリーも、リリー姉さんも、ルクエヴァさんももぉおおおお!

 メインキャラクターなど言わずもがな、ですよ。

 ど素人の感想ですが、前作より、ドワーフやホビットのかわいらしさとか愉快さ、冒険がよりテンポよく描かれていると思います。

 人間の創造力、創造力、具現化する力、技術力。膨大なすべてのものに圧倒されるし感謝したくなる、映画は本当にすごいなと思わされる作品です。描かれる世界はファンタジーであり、実在しない世界ですが、それを具現化するには、歴史や自然や、たくさんの一人一人の、情熱と確実なスキルなのです。



 



2014/03/08

もし何かオススメの本ありますかと聞かれたら

聞かれたことありませんが。
しかも、どれも20年ぐらい前に読んだものが多い。でも、タイトルが出てくるってことは、おもしろかったってことだと思う。



楡家の人びと 第1部 (新潮文庫 き 4-57)
北 杜夫
新潮社

1部、2部、3部の3冊
『楡家の人びと』はKindle版もあるようで少し安い。北杜夫さんにはまっていた頃に読んだ。北杜夫さんのはどれもおもしろいです。


クオ・ワディス〈上〉 (岩波文庫)
シェンキェーヴィチ
岩波書店

上・中・下
『クオ・ワディス』クオ・ヴァディス で検索したらでてこないので焦ったぞ?。親に読めと言われて読んだ1冊。



背教者ユリアヌス (上) (中公文庫)
辻 邦生
中央公論新社

上・中・下
『背教者ユリアヌス』も上中下なの?? うっそーん? これも親のおススめ。『テルマエ・ロマエ』好きな人は読むといいんじゃない…かなぁ。




大地 (1) (新潮文庫)
大地 (1) (新潮文庫)

パール・バック
新潮社

4巻まで。
『大地』古典の古典。温厚柔和の読書家の友人が、「人として読め」という一冊。



大地の子〈1〉 (文春文庫)
山崎 豊子
文藝春秋

4巻まで。
『大地の子』はKindleもあり。名前が似てるけど重量感は似ている。山崎豊子さんの作品でちゃんと読んだのは他にもあるはずだが、一番印象に残っているのはこれ。多分ドラマのせい。




赤と黒 (上) (新潮文庫)
スタンダール
新潮社
『赤と黒』なぜ昔これを読んだのかよくわからないけど。話もあまり覚えていない。でもおもしろかったという記憶だけある。『赤と黒』上下。
赤と黒 (下巻) (新潮文庫)
スタンダール
新潮社 




薔薇の名前〈上〉
ウンベルト エーコ
東京創元社

上・下
『薔薇の名前』中世坊さん探偵物?。BLじゃないよ。ホームズ好きな人にはおすすめです。文庫本はないのです!。パウドリーノは挫折中☆





新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)
J.R.R. トールキン
評論社
全10巻
『指輪物語』全10巻。読み始めるコツは、最初の序章はすっとばすこと。全部追補編は読まなくても良いこと。3度目の正直ぐらいでやっと読んだねこれ。



三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)
吉川 英治
講談社
『三国志』吉川英治の。もう青空文庫とかKindleで全部で1ことかあります。高校のとき早慶を「女子が居ない」という理由でけってきたという後ろの席の人が思いっきり授業中に読んでいた。私が読んだのは大学生になってから。エンタメです。



2014/02/27

スガシカオのライブに行ってきた

Suga Shikao Hitori Sugar Tour 2014 17th Anniversary Premium Adult Night 

に行って参りました。(長いなぁこのタイトル…)

 東京ホール公演1日目(デビュー記念日!)。今日27日が予定のツアーとしては最終日なので、これから観に行くひとは明日観てください。


 シカオちゃんのライブは、回数としてはケミストリーの次に行ってるのですが、すっごい久しぶりです。最後に行ったのがいつか思い出せないくらい。へたれなのでライブハウスにはいってません。

 このツアーは、ステージ上では、シカオちゃんがまさに基本ひとりでなんでもやります。傍らのDJセットと足下の機材。

 足下に並ぶのがすごい。

  • ギターの音色がかわる(3種類?)
  • その場でサンプリングしたものをループ再生する(ギター、マイクの音声)
  • びよよよよんんんと残響でる
  • ハモる

 他にもあった気がするが思い出せない…。鳥頭よ。

 iPhoneのアプリとかで、『リズムシ』シリーズがありますが、リアルタイムのそれのような感じです。もちろんたくさん音を用意しているようなのですが、自分でその場で弾いて、それを使っていくという神業。弾いたり歌ったり踏んだり踏んだり。

 神がかってました。

 いきなりできるようになったわけでなく、少しずついろんな工夫を重ねてここへ至ったようですが。

 シカオちゃんはメールマガジン、ツイッター、ブログなど、インターネット関連技術を魔術師のごとく使いまくっております。どうしてあんなに音楽ができる上に、IT系に強いのか。音楽の最新機器も超デジタルな世界ですが、そういうものを取り入れて、音楽を表現するツールにしてしまっている。iTunesでの販売とそのプロモーション能力も半端無い。

 おかしい。

 音楽の才能とスキルだけでも十分すごみがあるのに、それ以外の分野でもぶいぶいドヤァっ!、てところがもう、セクシーすぎてたまりません。

 MC脳をあまりつかってないから下手になっちゃったぁ、といいつつ、短いMCでも「ガッ」とつかむそのトーク。

 ライブは相変わらず照明かっこいいし、演出もぞわぞわするほどかっこいいし。どうしてあんなにかっこいいんだろう。全部音楽がかっこいい上に、ですよ。どうしてどうしてどうしてさ。

 ラインナップはまさに新旧とりまぜ。

 私はシカオちゃんにがっつり出会ったのは、Sugarlessのときで、CHEMISTRYの3rdシングルの横に並んで売っていて、前々から気になっていたから「買っちゃうか!」と買ったことです。そこからさかのぼってアルバムを買い。シングルはあまり買っていませんが、アルバムは追っかけ、ライブもチケットとれたら行っていました。途中CHEMISTRYにつぎ込んでしまって、いろいろほにゃらかあって現在へ至ります。

 SMILEとかちょっとオシャレな感じが好きだったので、最近はライブハウス系になっていて、オールスタンディングということもあり、どうしようかなと尻込みしていたり、去年のホールはチケット外れたり。

 昨日のライブは、以前からある曲は、また新たな輝きを放ち、新しい曲は新しい色彩を持ち、まさにどちらも遜色がない、すごい、すごい良いパフォーマンスでした。

「ずっと座っててもいい、立って踊ってもいい」「はじめてきたつれてこられてきたお客さんもいるかもしれない」こういう配慮が本当に良かった。どうせ最後のほうは立ち上がる人多いだろうけど、「座って聞いていいよ!」とはっきりいわれるのは、とてもありがたい。曲を知らない人でも、聞かせる、楽しませる、虜にするよ、という自信も感じられる。

 私はだいたい曲はしっていて、パレードの踊りも何回かライブや振り付け観ているのにあまり頭に入っていて、ずっとゆるゆるファンなのだけど、そういうゆるいままついていってもいいんだな〜と思ってちょっとうれしくなった。

 次のライブハウス系のツアー、近い会場だったらがんばっていこう!、と思った。(本当に行くかはわからないけどどど…)

 会場限定の手作りCD、欲しかったけど、公演後は長蛇の列であきらめました。ヤフオクにだしたら、住所つきとめて嫌がらせしにいくと言ってたけど、本人来てくれるなら出品するひとがいるかも知れないじゃん。シカオホイホイ?


書くことメモ、ブログ800文字、メモ1100字、1時間

  1時間と決めたら意外と長くて左親指が痛くなる。よろしくない。