2014/10/03

jwaveの夜の番組とミュージシャンの衰退

 jwaveの深夜の番組が、ラジペディアからハングアウトにリニューアルした。



ラジペディアはかつてのOH! MY RADIO(略してマイラジ)の後継番組で、時間帯は変われど、ミュージシャンが番組パーソナリティを勤めていた。我らがCHEMISTRYもやっていたことがある。マイラジは22時台が24時開始になり、それからラジペディアに変わったと思う。

 今回はじまったハングアウトは、23時半からなので、なかなか良いと思う。途中まででも、番組の雰囲気をつかむぐらいまでは聞くことができる。

 一番変わったのは、パーソナリティがミュージシャンではなくなったということだ。マイラジのときからずっと続いていたこれが変わるのは、驚きである。最後のラジペディアのtたちは、別に悪くはなかったと思うし、まだまだ余力がある、まだやれそうな、変わりそうな感じで、終わってしまった。

 そしてミュージシャンではなくなったということばかりではなく(音楽関係の人もいるけど)、どんと年齢が上がった。確かにレオちゃんはおばさんにはつらかったけど、でも。

 ハングアウトのトップバッターは、大宮エリー。1歳年下。すでにラジオの経験もあるし、やはり面白い。なんだかずるい。次の日の音楽プロデューサーという人は2歳下。あまり経験がないといいつつ、しゃべれる。

 なんだかずるい。確かに聞きやすいし聞いてしまうけど。クリエイターをもってくるという試みは悪くないけど。かつてシカオちゃんや堅ちゃんのマイラジで大爆笑していた人たちは、多分聞きやすい。なんだかずるい。狙い打ちされている気がする。

 音楽は未だに若い人をいまだにメインターゲットにしているようだけど、実際として、頭数がすごく少ないのだ。数としては、団塊ジュニアであるアラフォーは、お金も若い人よりは持っているし、子育てしている人が多いとはいえ、してない人が、数的に多い。

 多数派を狙うことは、ビジネスとしては悪くない。でもばっさりミュージシャンの起用をやめたのは、なんだか、むずむずする。もう少しパーソナリティの魅力がでてくる構成にできなかったのかなぁ、と思ってしまう。ラジペディアは番組の作り自体があまりおもしろく無かった。ただしマイラジが移動したあたりから、もう勢いは無くなっていたような気はする。やっぱり、本人がしゃべることができなければならない。ラジオなんだから、しゃべりは下手でも、おもしろいことがしゃべれないとだめだ。あるいは、他の魅力をだすか。

 じゃぁなんでいままでミュージシャンが、つたないしゃべりでは右に出るものなしのケミちゃんですら番組をやることができたか。それはやはり稼いでいたからだろう。

 いろんなところでミュージシャンの勢いが弱まっている。元気なのは、七割アイドルのEXILEだけ。それはそれで良いのだが、全部それになって、それに負けて良いんだろうか。良いのか本当に? それで良いの?

 ここで、若い音楽家を使い捨てにしない方法をここに記したい。

  • アルバムのリリースをもっと間隔をあけること。1年に1回とか頻度高すぎる。3,4年に1度で良い。
  • 最初から、オリジナルと、カバー曲を半々に混ぜていくこと。良い楽曲はそんなにひょいひょい作れないし、歌い続けるべき名曲はすでに日本にもたくさんある。
 短期間に若年層の熱狂だけをあてにして儲ける時代は、もう終わっている。育てつつ、既存の腕のあるミュージシャンをちゃんとフォローしつつ。レコード会社は、著作権で儲けるのではなく、音楽を守り育てて商売する方向に、一日でもはやく変化してほしい。じゃないとみんないなくなっちゃう。
 そもそも、音楽の命運を録音したものを売る「レコード」会社が担っているのが、そもそもおかしいのかもしれない。全然違うところから、舞台とか?、ミュージカルとか?、そっちのほうから新しいビジネスモデルは来るだろうか。だからってミュージシャンを2.5次元アイドルにはしたくないけど。


0 件のコメント: