書店へいって白水社、新潮文庫、ちくま文庫をのぞいてきました。(だいぶ知識が風化しているので)
いざ、ぺらりとめくってみたら、ずいぶん雰囲気が違います。見てすぐにわかる違いは、改行です。
- 改行している
- 改行していない
前者は、おそらくオリジナルのテキストの改行にしたがって改行しているため、句読点の数よりもたくさん改行しています。いわゆる詩のように見えます。後者は、小説のように続いているので、一人の台詞のなかでの改行はあまりありません。
ぱっとみてすぐわかる違いですが、人によってはこの差は大きいです。私はシェイクスピアを集中して読んだ当時は、この改行があるのが苦手で、新潮文庫のを読んでいるのだなぁと思い出しました。もちろん、改行があるほうが読みやすい、という方もいらっしゃるでしょう。
私は、同じページの下に注釈があるのも苦手です。むろん、注釈があるほうが良いという人もいると思います。私は実はト書きもろくに読まないのです。読んでみて、あれあれわからんぞと思ったら読むというひどいやからです。速読ではないのですが、かなり滑り転びながら読むタイプなので、勢いがそがれると集中力がすぐなくなって読めなくなるわけです…。
ちゃんと読んだ方がよいと思うのですが、「ちゃんと読まなきゃ」と思っていると、シェイクスピアなど古典はいつまでも読めないと思います。とりあえず「ざざざのざー」と読みましょう。楽しいよ!
0 件のコメント:
コメントを投稿