ベネディクトがハムレットをやるってぃ??、な情報が流れて、カンバーコレクティブの皆さん、混乱しつつ臨戦態勢に入っております。本当に上演するとしたら、ワールドワイドなチケット争奪戦なわけですから、えらいことになりそう。
ところで『ハムレット』?、シェイクスピアの?、という方も正直いらっしゃるかと思います。名前は知ってるが…の代名詞の一つ。これを機会にサクッと読んでみましょう。
イギリス人の詳細不明の劇作家シェイクスピアの作品は、実は読むと短いです。戯曲なので、時々でてくる見せ場の長い台詞以外は、下の方がラノベみたいにスカスカです。トールキンの『指輪物語』を読むよりぜったいずっと楽ではやいです。
舞台の設定などはト書きを読んで、わからなくてもまぁ読み進めましょう。Wikipediaなどで先にあらすじを読んでしまっていても良いと思います。時代習慣風俗が異なるので、時々話がわからないこともありますが、ストーリーは変なのが多いので気にせずに。登場人物の台詞はまちがいなくおもしろいです。
知っておくと良いことの一つは、「悲劇と喜劇」があるということです。『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『リア王』など有名どころは、悲劇です。悲劇は、登場人物がほとんど死んで終わります。喜劇は、登場人物がいっぱい結婚して終わります。
有名な台詞は、するっとでてくるので、通り過ぎてしまうことが多々あります。気がつかなくても気にしないでください。他にも思わぬところで胸にとまる言葉がいっぱいあります。
何はともあれシェイクスピアは「薄い安い速い」の娯楽です。
気になっているけど食わず嫌いの方は、ぜひ1冊というわず5冊ぐらい読んでみてください。
ど素人によるおすすめ
- 『ロミオとジュリエット』有名なので。え?、お?、という間に話が進みます。プロコフィエフのバレエ音楽(かなり劇的)あります。
- 『ハムレット』なんだかよくわからないけどおもしろいです。
- 『リア王』魔女がかっこいーです。→まちがい! 魔女がかっこいいのは『マクベス』リア王はおじいさんが主役。
- 『真夏の夜の夢』変な話です。メンデルスゾーンの劇音楽あります(結婚行進曲だけじゃないよ)。
- 『あらし(テンペスト)』個人的に好きです。美しく幻想的な台詞が素晴らしいです。
音楽との関連についてこちらくわしい:クラシック音楽のなかの戯曲 | 公益財団法人 武蔵野文化事業団
私が読んだりチラ見したのは、新潮文庫、白水Uブックス、ちくま文庫です。新潮文庫は表紙が耽美になっているのがずるいぞw。そのほかにも、角川文庫、岩波文庫、光文社など各社あるようです。
ウィリアム・シェイクスピア
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W. シェイクスピア
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新潮文庫はマクベスもかっくいー…w
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