朝の連続テレビドラマ小説『ごちそうさん』大阪編に入ってからどうもおもしろくないです。予想された展開ではありましたが。どうしても「おもしろい」と思えないし、感じられないのです。東京編はとても楽しく見ていたのですが。
ベタな展開が売りのドラマのようです。後の展開はわかっていますが(と見せかけて、仲良くならずに別居とかしたらおもしろいですが)、あとで全部まとめてチャラにするつもりかもしれませんが、おもしろくないです。
小姑によるいびりをやめろ、というわけではありません。でも観ていて全然おもしろくないです。嫌がらせをしているほうの笑いが不足しています。通天閣さんが姉が重い荷物を引っ張ってる姿を想像して笑いますが、それは彼の想像であって、実際にそうだったかわからないわけです。重い荷物を憤怒の形相で引っ張っていたり、鯛に添える手紙を同じ文章を何枚も書いたり、いびるために心血注いでいるこっけいな描写を入れるべきです。私はあのおばさんが自分で運んだとは想像できないです。業者を呼んで全部持って行かせたでしょう。
『あまちゃん』で朝ドラ視聴者としては、ちょっと甘やかされてしまったのかもしれません。普通のドラマはこういうもんです。なんでこんなシーンが延々描かれるのだろう、という状態をある程度は我慢、あるいは、スルーしなければならないわけです。
『ごちそうさん』が、西門の家を変えるだけの話なのでしょうか。奥さんのご飯を作るだけの、そういう生活をこまやかに描くだけのドラマなのでしょうか。まぁ、素材やストーリーはなんでも良いのです。小姑による暴力的行為も、物語上必要なら入っていてかまわないのです。でも、いい加減いつまでそれをするかなぁ、と思います。
『純と愛』を観ていたときの感覚に似ていて、とても不快です。でもこのときも、役者さんに対する不満はありませんでした。今回はキャラクターがおかしくはないので、見せ方が悪いのだと思います。
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