ダニエルがでる、F1の映画?、おもしろいのかなぁ?
→おもしろそう
→絶対におもしろいに違いない
→(観る)
→おもしろかったヒャッホーー\(^O^)/
興味をもったきっかけは、ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『The Fifth Estate』です。そこでダニエル・ブリュールを知りました。映画のスチールをみても、ぴんと来ない人でしたが、映画のプレミアや映画祭での、ダニエル本人のビジュアルをみて俄然気になってしまいました。そしてダニエル目当てに映画の公開を待っていたのですが、残念ながらなかなかこない。すると『RUSH』ほうが先に日本公開が来たので、かなり期待値を上げていました。
公開が近くなると、宣伝がはじまり、レビューもでてきて、だんだん「おもしろいに違いない」と確信にも似た気持ちを胸に、なるべくスクリーンの大きい映画館を選んで観に行きました。
- F1のスピード感、迫力など、ばんばん伝わってくるのに、ドキドキしすぎない。
- ドラマとしてのスリルがある。試合結果を歴史的事実としてあらかじめ知っていてもあると思う。それだけが描きたいことではないから。
- クリス・ヘムズワースが、マッチョすぎないしエロすぎないけど、セクシーでかわいくてかっこいい、もうかっこいい、かっこいい。(何度でも言う)
- ダニエル・ブリュールが、ねずみ顔気味なのに、目の演技が素敵だしやっぱりイケメンにみえるし、偏屈な人物を好演。
- テンポがとても良い。良すぎるくらい。
- 役者さんたちの表情をうまくとらえていて、どの人物にも好感と、人間くささを感じる。ぽっちゃりヘスケス卿も、ハントの最初のチームのエンジニアも、最初のほうでニキ・ラウダがお金持って乗り込むチームのおじさんたちも、美人な奥さんたちも、みんな素敵。
- 英語、ドイツ語、イタリア語、日本語などいろいろ飛び交ってなんだか楽しい。F1というものの国際性とか、お金かかってる感とか、すごい規模が大きくてエキサイティングであることが伝わってくる。
- クラッシュシーンなど見せ方が多分うまい。痛いけど痛すぎない。
- 時代の雰囲気が良く出ていると思う。レースみてる観客の雰囲気とか、ファッションとか、医療現場とかも(痛いわー…)
ともかく不思議なのが、疾走感など十分にあるのに、見終わったあとにさほど疲れていないということ。どきどきするのに、見終わったあとにぐったりしていない。単純におもしろいと思えるし、ここどうなってるんだろう、とか、どうだったんだろう、とか好奇心もわいてくる。
しみじみと「おもしろかったな〜」と残る感じが新鮮です。
なぜPG12なのかわからないけど、大人の方にオススメ。『観ても疲れないのに、おもしろいF1映画』なので、次の週末にぜひ!。目の保養になりますので、女性の方はレディースデーに突撃してください。むしろ女性にオススメ。
ところで、F1はというヨーロッパのものであり、アメリカはあまり縁がないという話に驚き。ヨーロッパ上流階級のお金持ちのクレイジーな道楽の世界へ、お金と技術で突撃した日本の企業は、ものすごいがんばったのでは?、と今更思います。お金がかかるのは大変だけど、やっぱりまたがんばってでてみて欲しい。
お金と技術と度胸の極み、享楽的だけどストイック。相反するものがせめぎあうところは、やはり魅力的らしい。
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