映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』
待ちすぎて待ちすぎた映画、やっと観てきた。
(ややネタばれあり)
Webで後ろのほうの席を予約して、初日の15時台の上映にいった。わけがわからんほど混雑している。ツイッターであらかじめみていたが、初日の熱気とはこういうもの??
東京に住んで長いのにシネクイントは初めて。椅子もドリンクホルダーも、いつもいく映画館とは、全然雰囲気が違う。座りやすいし邪魔にならないし、予約の座席表でみたよりスクリーンが遠く見えたのは、席と席の間がゆったりしているせいだ。
予告編がはじまり、そこでもけっこう笑い声がおきていて、しっかりがっつりウォームアップ。
本編は、笑い転げた。実は台詞のやりとりがはやいところになると、字幕と画面をみるのでけっこう大変だったのだけど。本当に笑う笑う笑うで、終わってみると、何がどのようにおもしろかったかまともに思い出せないのだけど、とにかく「あー…、おもしろかったー…」と、いいお湯の温泉にどっぷりつかったあとのような感覚。余韻そのままなんちゃってパブクロールへGO!。しかし映画館から一番近いところは行列していたので、さっさと他店へ。3件はしご。ただしすべてハーフパイント。うきうき楽しさマックスな状態で家に帰ったらものすごい疲労感で危険だった。
前の2作はみてるけど、それぞれ元ネタわかるほど映画は観ていない。そんな程度ですが、とにかくおもしろかった。
映画のその時間が楽しい。
自分がいかに世界をパターン化された見方で見ているわ、と毎度思わされる。彼らはほぼ同世代。住む国が違うから、同じ時代を生きたとは言えないかもしれないけれど、似たような世界をみているはずなのに、それにしたってあまりにも。
マーティンの比較的マーティンなままの演技をはじめて映画館で観られて幸せだった。(いままで観たのは、レンブラントとホビット)ペグさんがかっこよくてダメすぎる。そして時折深くしみいる、ニック・フロスト。声がいいし。
すごいなぁ俳優さんて(いまさら何度でも言う)
全体を通して、笑いまくるんだけど、悲しみや苦みがある。ピリっとしているというより、ずっとほろ苦く、美味い。でもおおむね酔っぱらっていてバカだ。
個人的にツボったのは、女子高生のところ。イギリスのおっさんも同じなんだぁ!!、とすごいウケた。マーティンがあれをやられたらどうしようなんて見ながら余計な心配していましたが…!
実はこのネタばれ画像をうっかりどこぞで見てしまっていたのが、すごいショックだったけど(T_T)でもおもしろかった。ありがとうエドガー監督、サイモン・ペッグ。
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