2014/01/14

萌え絵は相変わらず苦手なまま『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』観た

 ネタばれありです。
 
 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 http://www.madoka-magica.com

 すべりこみで観てきました。
 BS11の放送から3ヶ月。まさか映画館へ足を運ぶほどになるとは…。
 ミニクリアファイルももらいました。あらかわいい。
 萌え絵に萌えないままのまどマギ道。それこそがこの作品の!、という人からしたら、おととい気やがれかもしれませんが、そんな部外者でもひかれてしまう素晴らしい作品と言うことでひとつご容赦を。




 最初のほう、再び三度描かれるありふれた生活の描写。そんでもってあの杏子ちゃんの制服姿とか(お行儀悪いよパンツ見えるよ)、5人そろっての変身シーンはバリバリィと引き裂いてでてくる黒い影、透けて見える邪悪な気配に、かわいくしたいの?!、したくないの?!、とツッコミをいれつつ。そんなかわいいそぶりをみせたって、どうせあとから鬱展開だろ?、と斜に構えつつ。
 杏子とほむらのバスのぐるぐるシーン。古典的描写ではありますが、やはりぞわぞわとくる。万年むくわれないさやかちゃんのターン!、マミさんのサービスショット!、ほむらVSマミさんの迫力のガンアクションファイトシーン!

 やがて黒いワンピースのほむら。しゃべりだしたキュゥべえの説明が速すぎて頭がついていかない。
 魔女?と化したほむらと、一回魔女になってしまっているさやかの対決シーンあたりまではおもしろかったのですが。二転三転はあるだろうと覚悟はしていましたが、まどかをとりこんで(?)しまって、ほむらが悪魔のようになってしまったあとからが長い。
 ふだんいかない映画館で、椅子が足の短い私にはあわなくて、音響設備がいまいち(ずっとうるさい)で、環境的に辛かったのもあって、2時間がすごいつらく感じられてしまいました。

 おもしろかったですけど、映画的には後半の展開はもう少しなんかこううまいことならんかったかなーと思います。
 まどマギは、テレビでは全12話です。おそらく最初の放送のときは、話が進むにつれて、「来週はどうなるの?、待ちきれないよおおお!」というテレビで毎週放送という醍醐味を十二分に味わえたと思います。BS11での放送でもすごかったですから。しかし今回の映画です。話は続きとしても、作りは違います。そこらへんが、難しいなぁ、と思いました。

 作り手自身が、ほむらのようにまどマギにとらわれてしまっているのか、という怖さも感じました。永遠に終わらない物語にしてしまうにはもったいないですが、これだけ話題になってしまうと、やめられないとなると、苦しみは永遠に続いちゃうのですかね。すばらしさと恐ろしさの両方を感じます。


 ところで今回はとても客層を観察してしまいました。一人で来ている若い男の子(前を通ろうとすると、スマホから視線をあげてこちらに一瞬目を合わすのに、足下に置いている荷物をよけてくれないw)、3人組男子、上映切りぎりぎりにきたですます口調で会話するヲタ同士らしい男女。すごかったのは、杏子リスペクトか?というほどドカ食いしていたカップル。上映前にハンバーガー、ポテト、ホットドッグを平らげ、上映中はポップコーンのでかいサイズをそれぞれ1つずつ抱えて食べまくっていました。食べっぷりがむしゃあもしゃあがつがつゴクゴク。飢えてたのかな。

 この手の映画なのに意外だなと思ったのは、上映ギリギリにくる率が高いこと。CMが始まってかなり慌ててくる人がけっこう多かったです。なのではじまる直前まですごいざわざわして落ち着きがない感じでしたが、はじまったらシーンとしているのは、さすが。

 男一人、女一人、男同士女同士、男女カップル、年齢層も様々。幅広い客層でした。


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  1時間と決めたら意外と長くて左親指が痛くなる。よろしくない。