舞台はロンドン、警官見習い君が妙な事件に居合わせ、配属先にいってみれば、スーパーナチュラル。ドクターフーの脚本も書かれたような人だそうで。いかにもそんな雰囲気。トーチウッドを見ているとあれこれイメージしやすいかも。
イギリス人は大袈裟に驚かないし、台詞や描写は多いのに、説明は少ないのでとても楽しい。息もつかせぬ勢いであっという間のジェットコースター、ではなく、だれることはないのにふわふわと話が続くので読みやすい。テンション高すぎず、でも、次が気になるわくわく。
魔術と現代技術の地味なせめぎ合いも楽しい。
まだ途中だけど、ストーリーだけでなく、細かいエピソードが楽しい。招待されたときはうかつに飲んだり食べたりしてはいけません。
ベン・アーロノヴィッチ
早川書房
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