23年の塩﨑太智さん(23年初アリーナのBD)
いくら伝統のBL作品とはいえ、昔のものだし、いくら美少年ぽいとはいえ、なぜ塩﨑さんにタクミくんよ??、と思っていた(読んだことないけど作品はしっているというくらい有名)。だが、初アリーナの映像をみたらフニオチた。
ライブ映像全体で、見る前と一番印象が変わったのは、塩﨑さんだ。イメージしていたより、ずっとかっこいいし歌がうまいし、独特の品があり、かわいい。完璧。常に煌めいていて笑顔で姿勢がいい。唯一印象が異なるのは「labyrinth」(ファンには人気がある曲らしい)。楽曲自体はいまみれば、イイじゃんを先取りするような、大人イケメンな雰囲気に見えるし実際そうなのだが、なんかちがった。
長身3人は腹チラとかあって、わかりやすい。演出が暗めもあってか、あんがい吉田さんがエロさが控えめ。衣装は全員白で統一されていて、デザインも素材も一人ずつ違う。塩﨑さんは露出度が一番低いブラウス。
曲は、サブスクでアルバムで聞き流したときは、エキゾチックかラテン系の??ちょっと雰囲気のある、やや調子がいいダンスナンバーかな、と思ったぐらいで、とくにひっかからなかった。あとで聞き返しても、きちきちがんばって歌ってる感が強い。でもライブはぜんぜんちがってた。
歌唱+ダンス、で別の作品みたい。
塩﨑さんはかなり古風な美少年というイメージだ。伝統的な少女漫画みたい。動きが美しい。吉田さんのからみなど、ふたりともうまいんだろうけど、手がすごい。あのふりつけ考えた方、賽銭箱があったら投げ入れたい。照明は暗めなので、顔や表情は断片的、闇のなかに切り取られたように浮かんで消える。どうしてもベタな例しかあげられないけど、純粋無垢な周囲へのほがらかさと思いやり故にくりだされる発言や行動で周囲が勝手に破滅していく、のような。魔性の立ち位置(そんなふうにあのステージを作っているか知らんけど)。その他の動きも、顔を近づけたらキャーなんだろ、ではない。それらしく動けるから、陳腐にならない。
塩﨑さんは、もう少し早い段階でみつかる人にみつかっていたら、映画の現場などにぶっこまれていたかもしれない、昔はよく美形の若い俳優さんが耽美系の怪しい作品に出演していた。そういう話が実際にあっても大人がつっぱねていた可能性もある。
短い一曲だから、よけいに幻想的で美しい。わずか数分の、録画されているのに夢のように儚い作品。次の曲がばさっとちがう浄化ソングなのも良い。
数年後には半袖短パンで、ある意味、露出度一番で、お茶の間の話題になっている人。初期装備に色気が皆無というわけではないが、高度な審美眼がいる。